SMAP八つ裂き! 女夜叉メリー副社長と工藤静香(1)
SMAP解散の余波が止まらない。
解散発表後、各メンバーはレギュラーのラジオ番組などで解散について語ったが、いずれも解散の事実を報告し謝罪の言葉を口にしただけで、その理由についてはほとんど触れず、ジャニーズ側も解散発表以降は公式な対応はしていない。
そんな状況の中、最大の関心事といえば、やはり「誰がSMAPを抹殺したのか」という疑問だ。
「一義的に言えば、SMAPを解散に追い込んだ最大の元凶がメリー喜多川副社長(89)だということは、業界の人間なら誰でも承知していることです。メリーさんの暴走によって今年1月の独立騒動が勃発し、SMAPのメンバー間に修復不可能な亀裂が入ってしまった」(芸能評論家・小松立志)
改めてこれまでの経緯を振り返っておくと、1月の独立騒動は、確かにメリー氏の暴走がきっかけだった。
メリー氏は一人娘の藤島ジュリー景子副社長(50)を次期社長と公言する一方で、SMAPの育ての親で元チーフマネージャーの飯島三智氏を敵視しており、『週刊文春』のインタビューで「出ていくならSMAPを連れて出て行っていいのよ」と面罵するなど、飯島氏を公然と追い出しにかかった。
飯島氏は仕方なくSMAPを連れて独立することを決意。独立にはメンバー全員が賛同し、事務所側もこれを認めて条件面での話し合いに入っていたという。
ところが昨年末になって、メリー副社長が突然、手のひらを返したように独立に反対し、同時に木村拓哉(43)も事務所に残留すると言い出したため、独立話は完全に潰れてしまった。
実はこの独立話を潰すために暗躍していた女性黒幕が、メリー氏の他にもう1人いた。そう、木村の妻・工藤静香(46)である。
「一旦は独立に同意した木村ですが、静香から『ジャニーズを辞めたら、私たちの生活はどうなるの』と詰め寄られた。尻に敷かれている木村は4人を裏切るしかなかったんです」(事情に詳しい芸能関係者)
静香とメリー氏が蜜月だったことは、これまでほとんど知られていなかった。両者が近づいたのは、やはり木村との結婚がきっかけだ。
「最近の報道では『SMAPは15年前に壊れていた』というメンバーの発言が報じられ、飯島氏やメンバーが木村の結婚に反対していたということになっていますが、一番反対していたのはメリーさんですからね。したたかな静香は芸能界の大物を通じてメリーさんに接触し結婚に持ち込んだ。それ以降、プライベートでも何かにつけて“メリーさん、メリーさん”と擦り寄り、家族ぐるみの付き合いをするほどの信頼を勝ち取った。静香が独立に反対したのも、メリーさんから『将来的に木村を事務所の幹部候補として扱う』という密約があったからといわれている」(ベテラン芸能記者)
こうして木村の裏切りで、独立話は暗礁に乗り上げてしまう。SMAPというグループを存続させるためには、もはや全員が事務所に残留するしか道はなく、独立派の急先鋒だった中居正広(44)も、苦渋の選択でSMAPの活動を続行する決断を下したのだ。