バカンスで日焼けした木村拓哉と工藤静香の”SMAP発言”に批判
SMAPの解散発表以降、木村拓哉(43)へのバッシングが過激さを増している。今月5日に放送された『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でも、その姿に注目が集まったようだ。
同番組で人気の料理コーナー「ビストロSMAP」に登場した木村は、ハワイ帰りを思わせる見事な日焼け具合を披露。これに対しネット上では、「見事なハワイ焼けだな」「どれだけ遊んでたんだ」という、もはや解散とは関係ないガヤのような声が挙がるほどだった。
「中には、日焼けで有名な老舗洋食店『たいめいけん』のシェフ・茂出木浩司氏(49)みたいだという声もありました(笑)。SMAP解散が報道されても、一向に帰国をしなかった木村の日焼け姿に憤りを覚えた視聴者も多かったようです」(芸能記者)
さらに、妻で歌手の工藤静香(46)の動きが新たな火種を生んでいる。
これまで工藤は、今年冒頭のSMAP独立報道においてのキーパーソンとして、その暗躍ぶりが報じられてきた。しかしそんな工藤は雑誌『フライデー』(講談社)のインタビューに応対するなど、表立った動きを見せ始めるようになった。
■“木村静香発言”にファンの怒りは加速
同誌で工藤は、SMAP報道での自分に向けられたネガティブな報道について否定。ハワイ滞在中、同じくハワイに居たというジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長(89)らとの密談についても、同様に否定している。また、木村が解散発表後すぐに帰国せず、動きを見せなかったことについても「かえって騒動が大きくなると思ったんじゃないかな」と木村の気持ちを代弁。「言いたいことはあるけど、立場上言えないし」と自身の立場を示す言葉も添えている。
さらに工藤は「木村静香としてプライベートでは彼の一部ではありますが、仕事では『付属品』にもならない存在。工藤静香とSMAPは何の関係もないんだから」と発言し、周囲を驚かせた。
これまで工藤は、あくまでも木村を陰から支えるポジションを取っていた。“木村の妻”を連想させる発言は、これまで公の場ではほとんどされることはなかった。しかしこの発言に対しても、「しゃしゃり出てこないで」「木村以外を侮辱するようなことばかり言うな」と、工藤を目の敵にするようなSMAPファンからの批判の声がより増して挙がっている。
「工藤もある程度批判は覚悟で登場したとは思います。しかしSMAPの解散を受け入れられないファンにとって、工藤はどうしてもSMAP騒動の影の首謀者というイメージは拭いきれないのでしょう。今は何をやっても木村のイメージは払拭できないかと思います」(前出・記者)
さらに苦しい立場に追いやられることになった木村。これを機に、工藤へのバッシングもより加速することになりそうだ。
- 文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
- ※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。