イヤイヤ期が終わったら来る!3歳児の「第一次反抗期の対処法」女の子編

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イヤイヤ期が終わったら来る!3歳児の「第一次反抗期の対処法」女の子編

2歳くらいから始まる“イヤイヤ期”、3歳くらいから大きく反抗することが目立つ“第一次反抗期”。

子育て中のママなら、よく聞く言葉かもしれません。この時期の子どもたちへの対応の大変さと深刻さ……

筆者も3姉妹を子育てし、保育士経験や「3歳児のお片づけ教育活動」で3歳のお子さんとかかわることが非常に多いので、よくわかります。

後から考えると懐かしい思い出に変わりますが、実際リアルに向き合っているママたちは必死ですよね。

今日は、「第一次反抗期の女の子の対処法」について詳しくお話ししたいと思います。

■第一次反抗期の特徴とは?

2歳~3歳くらいから始まる反抗期で、「イヤイヤ~」と言ってたと思ったら……「見て見て!」、「自分でやりたかった!」、「ママがやって!」など、お話しができるようになった分、いろんな言葉で激しく自己主張してきます。

そして、その反抗は忙しいタイミングや疲れている時に限って大きく表現してくるように感じてしまうのが特徴です。

■反抗する子どもの気持ち

親としては、「なんでこのタイミングに? んも~!」と叫びたくなりますが、子どもなりに意図があります。

例えば、下に妹や弟がいる場合

「今は私を見てほしいの! 今なの!」

「妹や弟ばかりずるい」

「本当は自分でできるけど、できないフリをしたら優しく手伝ってくれるかも」

「なんで一番楽しいときに片づけないといけないの!」

「バカとか、汚い言葉を使ってみたかった……」

など、自分の意志と自分のペースを押し通そうと子どもも必死。

こういう時は、丁寧に対応してもダメなことが多く、正論を伝えてもダメなんです。

機嫌をうかがいながら「〇〇する?」「おやつ食べる?」これらも通用しないことが多いのです。

■第一次反抗期の女の子にどんな対応をしたらいいの?

大人の私たちがイライラしたり、落ち込むことがあった時どうしていますか?

筆者は、気分を変えられるように音楽を聞いたり、歌ったり、前向きになれるように転換しようとします。

興奮しているときに、正論を言われたりすると、余計叫びたくなること、大人だってありますよね。

子どもも同じように、興奮している時に正論を伝えたり機嫌をうかがってもダメ。

第一次反抗期の女の子にどんな対応をしたらいいのでしょうか?

(1)気持ちが切り替えられるような声かけをする

(例)「わぁ~〇〇ちゃん見てみて。お空の雲の形がアイスクリームみたいだよ!」

などといい、窓を開けて違う環境に誘導します。

すると、泣いていた子どもは「えっ? どこ?」と言わんばかりに泣くのを忘れて一緒に探します。

(2)「〇〇しなさい」ではなく「〇〇したくなる」ような声掛けをする

「あっママみ~つけた♪ お人形さんが倒れてる。見つけて助けてあげて」と声を掛け、子どもが誇らしげに見つけたら「優しい! 助けてくれた人形も喜んでるね。」と伝えます。

すると、自然におもちゃ入れにしまいます。

「お風呂にはいりなさい!」ではなく「お風呂でアヒルさんがあそぼ~よ! って言ってるからママ遊んでくるね♪」

「寝なさい!」ではなく「さぁ~今日はどっちが早く目をつぶって静か~に20数えられるかな!」などとゲーム感覚で布団に誘導します。

「着替えなさい!」ではなく「よし、ママやパパも今から着替えるぞ~どっちが早く着替えられるか競争だ」

「〇〇ちゃんの洋服はココに出しとくよ!」と、子どもが勝てるようにしておき、「ママは洋服取りにいかなきゃ。負けないぞ~!」と笑顔で声をかけます。

どれもこれも、忙しい時に余裕ないよ……と思っても、動きながらでも話はできるので、このセリフぜひ使ってみて下さい!

時間がない時こそ、笑って気分が変えられるような工夫をすると、子どもは素直なので、純粋に反応してくれます。

反抗期の子どもたちとママたちがたくさんの笑顔で明るく乗り越えられますように。

(伊東裕美)

【画像】

※ zlikovec、Solis Images / Shutterstock

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