東レ優勝のウォズニアッキが2回戦へ、ハレプ、プリスコバは3回戦へ [武漢オープン]

テニスデイリー

東レ優勝のウォズニアッキが2回戦へ、ハレプ、プリスコバは3回戦へ [武漢オープン]

 中国・武漢で開催されている「武漢オープン」(WTAプレミア5/9月25日~10月1日/賞金総額258万9000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、元全仏準優勝者のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が、70分に満たないプレーのあとに3回戦進出を決めた。対戦相手で、同国のイリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)が、第2セットの途中で棄権したためだ。

 ベグが背中の故障のため棄権を決めたとき、第4シードのハレプは6-3 2-0とリードしていた。ハムストリングの問題のため、先週の東京で行われた「東レ パン・パシフィック・オープン」(以下、東レPPO)をスキップしていたハレプは、1回戦がBYE(免除)だった。

 そのほか、この日行われた2回戦を勝ち上がったのは、第5シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と第7シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)だ。プリスコバはルーシー・サファロバ(チェコ)を6-3 7-5で、スアレス ナバロはヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)を6-4 6-3で破っている。

 一方、2014年大会優勝で第14シードのペトラ・クビトバ(チェコ)は1回戦を戦い、エレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-1 6-3で倒してよいスタートを切った。クビトバは次の2回戦で、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。スビトリーナはベサニー・マテック サンズ(アメリカ)に対して第3セットでワンブレークを許してリードされていたが、劣勢を覆して4-6 6-3 6-4で辛くも退けた。

 クビトバはオスタペンコとの対戦について、「私たちが対戦するのは、今季これが4度目よ。対戦成績を2勝2敗のタイにできてよかったわ」と言った。「彼女とプレーするのがいかに難しいか、彼女がいかに危険かを私はよく知っている」。

 第10シードのドミニカ・チブルコバ(スロバキア)はアリゼ・コルネ(フランス)を6-2 2-6 6-3で下した。またユリア・プティンセバ(カザフスタン)は対戦相手のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)が試合を途中棄権したとき、6-1 4-1でリードしていた。

 第11シードのジョハナ・コンタ(イギリス)はアニカ・ベック(ドイツ)に6-1 6-2で勝った。マディソン・ブレングル(アメリカ)は6-3 2-1とリードしたあと予選を勝ち上がったヘザー・ワトソン(イギリス)が胃炎で棄権したため、試合を終えずに勝利を手にした。

 先週の「東レPPO」で優勝したカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)は第16シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)を6-3 6-2で倒し、2回戦に進んだ。次の対戦相手は予選勝者のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)だ。シニアコバは1回戦でティメア・バボス(ハンガリー)を6-3 7-5で破って勝ち上がった。

 第1シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は火曜日にクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)と対戦する。ムラデノビッチは1回戦でココ・バンダウェイ(アメリカ)を7-6(5) 6-3で下した。

 全米オープンで優勝したケルバーに世界ランキング1位の座を奪われたセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は、右肩の故障を理由に武漢と北京の双方の大会への出場を取り消している。(C)AP

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