隠し子や熊切問題が未解決?藤原紀香を悩ます”結婚後の火種”とは
京都の上賀茂神社で挙式を行なった歌舞伎俳優の片岡愛之助(44)と女優の藤原紀香(45)が9月28日に、東京・日比谷の帝国ホテルで披露宴を行なった。披露宴には、約600人の歌舞伎関係者や芸能関係者が出席し、司会はフリーアナウンサーの徳光和夫(75)が務めた。藤原紀香は、同月23日の挙式で着用した白無垢姿を披露した。
そんな幸せの絶頂にいる二人だが、結婚発表後に明らかになった“隠し子騒動”など、片岡の女性絡みのスキャンダルが相次いで報道され、メディアを騒がせてきた。特にタレントの熊切あさ美(36)との破局に関しては注目を集めたのが記憶に新しい。
まさに“悲劇のヒロイン”となった熊切だが、先日にはプロ野球・ヤクルトスワローズの山田哲人内野手(24)との熱愛が報じられ話題になった。このタイミングでの熊切の熱愛報道は、「片岡に対する当てつけのようだ」と評する声もあり、狙いすました“熱愛宣言”だったとみる関係者も少なくない。
「しかし、こうした熊切の熱愛報道は片岡にとってはむしろ好都合だとも言われています。これまで熊切のことが話題になるたびに片岡の過去が掘り返されてきた。片岡は今回の熊切の熱愛報道によって、完全に縁が切れた状態となるため、マスコミの矛先が自分に向かないことにホッとしているようです」(スポーツ紙記者)
とはいえ、これだけ女性関係の話題で注目を集めた片岡だけに、今後も新たな騒動が勃発する可能性はないとも言えない状況だ。
■「梨園の良妻」イメージは紀香のせいで崩壊確定?
結婚後に夫がスキャンダルに巻き込まれると、その影響は梨園の妻にも及ぶことになる。今月話題になった、歌舞伎俳優の中村橋之助(51)の不倫騒動はその好例と言えるだろう。この騒動でもっとも話題になったのは、妻の三田寛子(50)のスマートなマスコミ対応だった。その三田の賢妻ぶりは高く評価され、結果として彼女の株を上げることとなったようだ。ある芸能記者は、同じ梨園の妻として三田と紀香の対応の違いをこう指摘する。
「三田はマスコミに対し、非常に言葉を選んでいる様子がありました。また、その言葉の選び方も絶妙でした。一方紀香は、そうした言葉選びに危なっかしさがあります。彼女のブログがたびたび炎上。今後何か騒動があったとして、紀香が三田のようなスマートな対応をとれるとは到底思えませんね」
結婚前から女性問題の多い片岡ゆえ、結婚後にスキャンダルが持ち上がらないとは限らない。その際は、紀香がメディア対応せざるを得ない状況に陥る可能性は十分にある。そして関係者の間では、「紀香に梨園の妻として毅然とした対応ができるのか」と危惧する声が多数あがっているという。
「梨園の妻は夫をたてる場面が非常に多い。紀香はどちらかというと、“自分が自分が”というタイプなので、こうした世界に耐えきれるのか疑問です。一部では、『新たな梨園の妻のスタイルを確立!』など言い出して、歌舞伎界から腫れ物扱いされることが予想されます」(前出・芸能関係者)
すでに一度目の結婚では失敗している紀香。その経験は生かされればいいのだが果たして?
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。