【ラーメン二郎全店制覇】ラーメン二郎 仙川店 / 豚ダブルラーメン / ニンニクアブラマシ (5/6ページ)

東京メインディッシュ

端豚はチャーシューの端っこの肉で、極めて味が濃く、その影響力はスープの味を大きく変化させるほど。地球環境に例えるとエルニーニョ的な作用が働いているといえる。よって、豚ダブルラーメンを注文するときはスープテイストの変化は覚悟しておこう。

チャーシューの肉質は非常にバラエティ豊か。基本的にチャーシュー1枚は脂身、スジ(脂身と赤身の接続部分)、赤身の3つで構成されているが、ホロホロと崩れる食感と強めの塩気で人気の端豚や、稀に出会える「完全赤身」がそれぞれ激しい自己主張をし、カラフルなチャーシューの美味しさを堪能できる。

特にスジを含んだチャーシューは、ジロリアン好みのテイストをしている。ラーメン二郎の多店舗のなかでも極めて強い弾力性を誇り、アメリカンステーキや豚足を食べているような感覚になることもある。その美味しさたるや、まさにダンディー&ワイルド。原始時代の野性味あふれる食文化をDNAから「記憶」として思い出させるパワーがそこにある。

スープは乳化していないケースが多く、それを避けるため、真のジロリアンや常連は閉店前のギリギリの時間に出向く。ラーメン二郎の他店舗でも、オープンしたばかりの時間帯は乳化が弱めの事があるため、初心者や乳化を避けたい人が出向く傾向にあるようだ。ラーメン二郎で「本領発揮した味」を知りたいならば、営業時間の中盤から終盤にかけて出向くのがベストである。

例外として、ラーメン二郎で乳化スープのラーメンばかり食べているジロリアンが「乳化していないラーメン二郎」を堪能するべく、仙川店にシャッター(開店時間前に並ぶ行為)をするケースもある。

美味しすぎて震えが止まらない。どうもありがとうございました。

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