ピース綾部休業・渡米のウラに巨大プロジェクトの影が?

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ピース綾部休業・渡米のウラに巨大プロジェクトの影が?

綾部武者修行のイメージを壊す野沢のぶっちゃけ

 ピース綾部が10月8日、「2017年3月をもって日本での活動を休止。アメリカ・ニューヨークに拠点を移してハリウッド俳優を目指する」と発表した。所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは退社し退路を断つというが、そもそも多くの所属タレントは書面契約も持たないともいわれている同社。関連会社として米国ロサンゼルスに「よしもとエンタテインメント・USA」を持っており、噂には過ぎないがこちらにテコ入れをするための渡米という説も根強い。

 タイミング良くか悪くか10日には過去同じように渡米した野沢直子が「しくじり先生」(テレビ朝日)に出演した。野沢は、最も売れている時に移住、実態としては実力不足から逃げたに等しい形だったが、いまでも毎年出稼ぎと称して来日し、季節単位で稼いでいる。また、よしもと芸人の渡米で最も思い出されるのは、渡辺直美だろう。(綾部と同じ茨城出身ながら)台湾にもルーツを持つ渡辺は、他の出演者の急なツッコミに対して、日本語の対応に機転がきかず、一時期思い悩んでいたという。彼女も武者修行という体での渡米だが、きっかけはやはりその問題のストレスが一因にあった。結果、キレキレのダンスと独自な生活スタイルで、現在はファッションリーダーとしての地位も築いている渡辺だが、そんな振り切った彼女に共演の多い綾部が相談をしている可能性はある。
 このような2例がよしもとには先に存在していることもあり、筋さえ通しておけば出戻ることが可能な環境というのも決断につながった理由として大きかったのではないか。

綾部の成功過程もビジネスになるか?

 ネットでは38歳での渡米とあって「何かやらかしたのでは」「現実逃避か…」との声も多いが、今でも「おかみさん」「じゃない方」といった、何年も経過しても同じツッコミから逃れられない綾部なりの辛さからは脱出したいだろうし、また本人のプライドの高さからすれば、このくらいの発表につながってもおかしくはない。

 ただ、もう1つ最後にヒントを出しておきたい。深夜で視聴率が高くない番組であったことからほぼ誰にも語られないが、綾部は吉本芸人の海外進出も応援してきた「ニッポン元気計画!眠れるスター目覚ましバラエティ ハックツベリー」(テレビ東京/現在は終了)にも出演し、多くの芸人海外進出ルポを見てきた。これにも確実に影響を受けているはずだ。さらにもしうがった見方をするなら、同番組の制作はあの「電通」と吉本興業がタッグを組んでいる。将来、俳優としてこれらの後継プロジェクトに出るなどしてもおかしくない。綾部が語学学習から入ることを考えると、まだ先すぎる話ではあるが、なにか関係性が感じ取れはしないだろうか。

 とにかく日本人は逆境からのぼりつめるストーリーと、海外成功して戻ってくるタレントにはなぜか弱い。何かとてつもなく大きなプロジェクトが水面下で動いているようにも見える。綾部には大きなプレッシャーかもしれないが、ぜひハリウッドでの俳優業に成功して凱旋できるよう、頑張っていただきたい。

(文・楠尾 袋)

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