さんまと鶴瓶に明暗?SMAP関連発言で”評価クッキリ”のワケ

デイリーニュースオンライン

Photo by DonMiller_ToGo
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 落語家でタレントの笑福亭鶴瓶(64)が、10月8日深夜『今夜も生でさだまさし』(NHK)に出演。SMAPに関する笑福亭鶴瓶のコメントが称賛されている。

 番組では、司会のさだまさし(64)が視聴者からのメッセージを紹介する中、SMAPに関するハガキも多数寄せられたことに触れた。当初言葉を濁していた鶴瓶に対して、さだまさしが視聴者の意見を代弁した上で「(報道について)なんかそういう情報は入っていますか?」と切り込んだ。鶴瓶はあくまでも個人の意見と前置きし、SMAPが極めてスター性の高いグループであることを評価。「解散するならちゃんとコンサートをして終わるべきだと思います。どこでしようが、いっぺん(5人で)集まってやるべきだと思いますね」と自論を展開させた。最後には「こんな終わり方はアカンよ!」と力を込めて締めくくった。

 この鶴瓶の熱弁はSMAPファンの中で大きな話題を呼び、ネットでは「鶴瓶さん、さださんに感謝!」「二人の気持ちがファンとしても嬉しい」といった感謝の声が寄せられている。自分たちの想いをテレビを通して発言してくれたことに、多くのファンが勇気づけられたようだ。

「鶴瓶はメンバーとの番組共演も多いため、SMAPをよく知る人物の一人としてファンはマークしています。今回の発言で、鶴瓶はさらにSMAPファンから厚い信頼を得ることがきました。一部のファンの中には、鶴瓶のレギュラー番組に解散までにSMAPを出演させることを望む声もあるようです」(芸能関係者)

 ファンとしてはSMAPのメンバーの心を解きほぐしてくれる存在として、鶴瓶に想いを託したいようだ。

 その一方、鶴瓶同様SMAPをよく知る人物である明石家さんま(61)には、非難の声が絶えない。

■「木村派」発言でさんまの株は大暴落

 さんまは8月の解散報道前後から、自身の番組でSMAP騒動について多数言及している。中でも7月に放送された『FNS27時間テレビ』(フジテレビ系)では、中居正広(44)に直接騒動について切り込む姿が話題となった。こうしたさんまの言動は、タブーを恐れずに踏み込む様子が一部からは評価されていた。

 しかし最近では、「俺は木村派や」と騒動の発端となった木村拓哉(43)を擁護するような発言が目立ち、ひんしゅくを買っている。

「さんまがSMAPの事情通ぶる発言をするたびに、ネット上ではファンからの怒りの声で埋め尽くされます。鶴瓶が好感を集めているということを意識し、さんまがさらに余計な事をいって水を差すのではないかと、ファンは気が気でないようです」(芸能記者)

 一部報道では、来年からさんまと木村のバラエティー番組が誕生することが伝えられている。しかし、木村も解散に至らしめたメンバーとして、ファンから冷たい視線が注がれている。こうしたファンからの当たりが強い二人が登場する番組に、果たしてどれだけの視聴率が期待できるのだろうか。

 木村派のさんまにしても、バラエティでは使いづらいと言われる木村にしても、新番組が始まるのは良いことだ。しかし、解散の余韻に浸るであろうSMAPファンにとっては、アウェイな存在とされる2人が出る番組が人気番組となるのは難しいのではないだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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