ヒット作なく迷走?織田裕二の『IQ246』に”パクリ疑惑”が浮上 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■過去の栄光にすがるほどの窮状?ヒット作を生み出せずに迷走

 また、第一話では俳優の石黒賢(50)が犯人役でゲスト出演。織田と石黒といえば、90年代の名ドラマ『振り返れば奴がいる』(フジテレビ系)が思い起こされるが、劇中で「振り返っても奴はいない!」というパロディセリフが飛び出すなど明らかに意識したキャスティングだった。これも今までの織田の主演ドラマから考えると異例だったという。

「織田は非常にプライドが高く、過去のヒット作にすがっているようなイメージを嫌う。『踊る〜』の続編や映画版への出演を渋り、なかなか制作が進まなかったほどです。今回はプライベートでも親友の石黒ということもあって起用になりましたが、一昔前なら絶対に承諾しなかったでしょう。過去作のパロディセリフを入れるなんてもってのほかだったはずです」(前出・芸能関係者)

 プライドをかなぐり捨てた甲斐あって好スタートとなった。だが、3年前に主演した『Oh, My Dad!』(フジテレビ系)は初回視聴率13.3%(同)と好発進しながら右肩下がりに数字を落とし、最終的には全話平均視聴率 9.2%(同)で「失敗作」の烙印を押されている。

 苦悩の末に生み出された織田の“怪演”が視聴者に受け入れられるのか、それとも拒絶されてしまうのか。その結果によって視聴率が左右され、窮地となっている織田の俳優人生も大きく変わることになりそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
「ヒット作なく迷走?織田裕二の『IQ246』に”パクリ疑惑”が浮上」のページです。デイリーニュースオンラインは、IQ246〜華麗なる事件簿〜織田裕二相棒TBS視聴率エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧