なぜ一般人を口撃ツイート?きゃりーぱみゅぱみゅが抱える”心の焦り”

デイリーニュースオンライン

きゃりー_画像は「KPP BEST 初回限定盤」より
きゃりー_画像は「KPP BEST 初回限定盤」より

 歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ(23)が、自身のTwitterでまたも炎上騒動を巻き起こしている。きゃりーは先日、タクシーで帰宅中に運転手から「きゃりーさんですか?」と聞かれ、自身の住所を知られまいと、全く関係のない所で降りて徒歩で帰ったとツイートした。それに対してアンチから「嫌なら辞めたら?」「スッピンで乗ればバレないのに」などのコメントを受ける炎上状態となってしまったようだ。

 さらにその数日後にも「サロンモデルってなんであんなにめちゃくちゃプライド高いんだろ」と“ディスツイート”するなど、一般人を標的とした炎上必至のツイートを続けており、一部のアンチや本家サロンモデルから大きな反感を買っている。きゃりーはこれまでにも、自身のSNSでの言動が度々炎上騒ぎに繋がっている。世間の注目度も高いだけに、各方面から反感を買いそうな“尖った”発言は、避けた方が身のためのような気もするのだが、実はそれも本人の思惑だという声もある。

「普通の原宿系読者モデルだったきゃりーがこれだけブレイクした背景には、平気で芸能人の恋愛話を暴露する“炎上ブログ”があったから。今回のツイートも、SNSでの言動が自身の話題性になると、本人も分かってやっているんでしょう。最近では、さすがに人気に陰りも見られ、ピーク時と比べると話題性にも乏しいですからね」(芸能関係者)

 サロンモデルへの発言については、背後関係について全く語られていなかっただけに、その意図は不明とされていたが、最初から炎上を狙っているとなれば確かに納得できる。そうなると、アンチからの炎上コメントも本人は大歓迎ということになる。これに味をしめて、自ら狙った意図的な炎上を今後も度々引き起こす可能性はありそうだ。

■年末に向けて最後のアピールか?

 この時期に、ここまできゃりーが話題作りに必死になるには、大きな理由があるという。

「昨年4年連続の『紅白』出場を逃したことで、実は密かにきゃりーはヘコんでいたようです。それで今年は絶対出場と意気込んでいるというのです。例年、11月の末には発表になりますから、内々での選考がちょうど進められている時期でしょうね。最近の自演炎上も、実は紅白選考委員に対するアピールなのかもしれません」(前出・芸能関係者)

『紅白』の選考は、「今年の活躍」「世論からの支持」など様々な基準で選ばれていると言われている。ここ数年、海外での活動が目立つきゃりーは、国内での活動が活発ではないという自覚があるのだろう。そういった”焦り”がこうした行動に走らせているのだろう。

 この時期に合わせ、躍起になって自身で話題作りに励む気持ちも分かる。しかし炎上ともなると、NHKに対して、マイナスイメージに働く可能性は大いにある。炎上に思惑があるのだとすれば、広くて狭いSNSでの小さな炎上に頼ってばかりいないで、もっと真摯に音楽活動に向き合った方が『紅白』出場の可能性は高まりそうなのだが。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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