リスボンの下町、アルファマ地区でゆるりノスタルジック散歩 (3/3ページ)
狭い路地に洗濯物がはためく光景がなんだか郷愁を誘います。
通りにはポルトガル伝統の装飾タイル、アズレージョも。こうして街角アートに注目することでアルファマの街歩きがもっと楽しくなります。
「哀愁のポルトガル」の代名詞、ポルトガルの民族音楽・ファドを聴かせるお店もあちこちに見つかります。アルファマはリスボンの下町で生まれたといわれているファドの本場で、ファド博物館もこのエリアにあるほど。
狭い路地をぬうように走る市電のある光景はアルファマ名物。日本でいえば昭和の時代に戻ったような、ひと昔前にタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。
けだるく心地よい雰囲気が漂うアルファマを歩いていると、しだいに足取りもゆったりとしてきます。
ここにいると、急ぐことが無意味なことのように思えてきて、のんびりと流れる時間に身を任せてみたくなるのです。
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