ドクターXに勝ち目ナシ?吉田羊「レディ・ダ・ヴィンチ」がジリ貧のワケ

デイリーニュースオンライン

『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』オフィシャルサイトより
『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』オフィシャルサイトより

 医療ドラマ『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)の第2話が10月18日に放送され、平均視聴率が第1話の8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)から8.0%にダウンした。逆に好調をキープする『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』(テレビ朝日系)にトリプルスコアをつけられそうなジリ貧の状況だ。

■「ドクターX」は20%超えの絶好調

『レディ』は、人気の『チーム・バチスタ』シリーズのスタッフが集まった最新医療ミステリー。吉田羊(年齢非公表)演じる脳神経外科医・橘志帆らが、原因不明の病のナゾを解き明かしていく。

 フジテレビは、同作から放送枠を22時台から21時台に移動。新垣結衣(28)の演技やエンディングのダンスで話題沸騰中の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)との全面対決は免れた。しかし、視聴率は第2話で早くも8.0%。ネット上でも盛り上がりに欠け、イマイチ波に乗れていない。月曜21時台の『カインとアベル』(フジテレビ系)とドングリの背比べ状態だ。

「おまけに木曜21時枠で放送されている『ドクターX』の第4期が20%前後をキープして好調。このまま『レディ』が下降し続ければ、終盤にトリプルスコアの大差をつけられる可能性もありうる。同じ医療モノ・同じ時間帯なだけにとんだ赤っ恥」(報道関係者)

 18日の火曜21時枠では『マツコの知らない世界』(TBS系)が11.6%、『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)が9.6%を記録している。それでも『レディ』の視聴率をガッポリ食うというほどではない。

 また『レディ』は同枠の唯一のドラマであり、他局のバラエティとジャンルが異なる。「『Dr.HOUSE』(米国のテレビドラマ)の劣化版っぽい」「やっぱり『チームバチスタ』と似てる」などという指摘も見受けられるが、視聴者の大半は一定の評価を下している。

「作品自体の出来も出演者の演技も悪くないのですがジリ貧。強いて言えば『ドクターX』のような爽快感やキャラの個性が乏しく、地味な印象が拭えないようです。放送前に吉田が発表したコメントの『主役肌ではないと思っていた自分に、果たしてこのような大役が務まるだろうか』という不安があっけなく的中した格好。もしかすると、大門未知子のような個性の強いメインキャラクターが一人、二人いるだけで結果は違ったのでは」(前出・報道関係者)

 低視聴率に苦しむ『レディ』が喉から手が出るほどヘッドハンティングしたかった医者は、本当は橘ではなく大門未知子かも?

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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