自動車の販売台数は世界一! VWグループの錚々たるメンツたち (4/4ページ)
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フォルクスワーゲン
その後はゴルフをベース車に開発された「オクタビア」など多数車種を販売、1999年にはオクタビアWRCによりモータースポーツ活動も盛んに行っています。
初代「オクタビア」■セアト1950年にスペインの国策自動車メーカーとしてフィアット出資の下誕生したセアトは、フィアットのライセンス生産を中心にスペインの大手自動車メーカーとして成長します。1980年にフィアットが撤収、1982年にフォルクスワーゲンと業務提携を結び、1993年にはグループ企業となっています。
ゴルフの姉妹車である「レオン・クプラ280」は2014年にルノー・メガーヌRSトロフィーが持っていたニュルブルクリンク北コースの最速ラップを更新、メガーヌRSやシビックタイプRと比較される1台です。
レオン・クプラ280photo by corecars■傘下各社のブランドイメージを守るフォルクスワーゲン錚々たる面子が揃うフォルクスワーゲングループですが、ベントレーやブガッティにおいてはフォルクスワーゲンの傘下後にモータースポーツに参戦させるなど、グループ傘下後も各企業が持つブランドイメージを壊さず、個性を最大限発揮できるような支援が目につきます。買収・傘下後も技術の提供は行いつつも、自分の色に染めるのではなく、ブランド各社の個性を引き出し強みを活かす戦略がVWグループ全体の好業績に繋がっていると言えそうです。
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