ファンの暴走行為で公演中止も?ジャニーズが異例の注意勧告
ここへきて、ジャニーズ事務所が立て続けにファンに注意勧告を行っている。行き過ぎた一部のファンによる迷惑行為が、もはや見逃せない状態にまで来ているのだ。このままでは、ジャニーズファン全体に迷惑がかかるだけでなく、ジャニーズ事務所に所属するタレントが危険にさらされる可能性もあるという。
■危険な車での追跡行為も?
特に、最近は「追跡行為」が目立ち危険な状態となっているという。
「ジャニーズのコンサート開催に伴って、ジャニーズタレントが乗車している車を自家用車やタクシーで追跡し、あろうことか会場の警備員と接触するという事故を起こしました。このままではコンサートの開催も危うくなるほど、一部ジャニーズファンの過激行為はエスカレートしています。過激なジャニーズファンの多くは若い女性で、運転に慣れていない人も多い。大事故につながる可能性が大きいのです」(芸能プロ幹部)
■駅のホームでも!危ないジャニーズファン
また、駅や空港まで追いかけていくファンも、非常に危険な状態に陥っているという。
「メンバーの行き先を追跡したいがために駅に大挙して押しかけるため、一般の乗降客がホームから落ちそうになるなど、危なくてしょうがないのです。それも一度や二度ではなく、各関係機関から注意のクレームが何度も入るほど。ホームから落下したら、死亡事故につながります。そうしたらコンサートは永久に中止になってしまいますよ。一般の人やほかのファンのことを考えない、一部のファンによる危険な行為です」(ジャニーズに詳しいライター)
周りが見えなくなるほどの過激な追跡行為が続くと、重大な事故につながりかねない。また、事故が起こる前に危険を察知したジャニーズ事務所により、コンサートが中止になるかもしれない。自分の首を自分で締めていることに、一部のジャニーズファンはいつ気がつくのだろうか。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。