次なる犠牲者か?SMAP草なぎ剛のフジ主演ドラマに漂う”暗雲”

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草なぎは不調が続くフジテレビの”犠牲者”になるのか
草なぎは不調が続くフジテレビの”犠牲者”になるのか

 11月3日、SMAPの草なぎ剛(42)が2017年1月期のテレビドラマ『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)で主演を飾ることが明らかになった。今期もドラマが軒並み不調なフジテレビの次なる”犠牲者”となるのだろうか。

■フジテレビ絶不調の犠牲者に?

 本作は、2015年1月期に放送されたドラマ『銭の戦争』(フジテレビ系)に続く“草なぎの復讐シリーズ”第2弾。草なぎは幼少時代に家族を殺された天才詐欺師となって復讐を果たす。公式サイトでは「(『銭の戦争』より)スケールアップした完全オリジナルストーリー」「痛快テンターテインメント」だと紹介している。

 草なぎにとっては、SMAPの年内解散後、本格的な初仕事。また前作の演技が高く評価され、ドラマアカデミー賞の主演男優賞やドラマ・オブ・ザ・イヤー2015最優秀主演男優賞など数々の名誉を手にした。今回も好演技でソロ活動を軌道に乗せたいところだが……。

「フジはこのところドラマやバラエティが軒並み絶不調。『カインとアベル』で“衝撃のラスト”などとそれこそ騙し討ちのような宣伝文句が非難を買い、視聴率は低迷中。視聴者からも『役者たちは悪くない』と擁護する意見が挙がるほど、フジ系列のドラマ制作には悪評が漂っている。草なぎがそんな迷走ムードに巻き込まれないか心配」(報道関係者)

 今期は『レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)の吉田羊(年齢非公表)や『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)の天海祐希(49)ら実力派女優たちがそろって苦戦を強いられている。草なぎのファンからは、「キャリアに傷がつかなければいいと思うけど」「草なぎ君の無駄遣い」などと心配の声が挙がっている。

 また『銭の戦争』では藤木直人(44)や安田顕(42)など実力派俳優が草なぎの脇を固めるが、女性陣が問題だ。水原希子(26)と山本美月(25)の“美人タッグ”がキャスティングされており、草なぎと禁断の三角関係になる設定だという。

「水原も山本も演技力に定評があるわけではない。むしろ水原は、映画『進撃の巨人』やドラマ『心がポキっとね』(フジテレビ系)など不人気作品に当たる確率が高くて縁起の悪い“爆死女王”の一人。他にキャスティングできなかったのでしょうか」(前出・報道関係者)

 前作『銭の戦争』は、22時枠で放送されながらも平均視聴率13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。はたして今回は、暗雲立ち込める状況下で一体どんな数字を叩き出すのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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