なぜ今さら森且行推し?SMAPベスト盤に漂うジャニーズの”商魂”

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Photo by Pixabay
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 年内で解散が決定しているSMAPのベストアルバム『SMAP 25 YEARS』の収録曲が11月3日、決定した。このアルバムは、9月21日から10月の4日まで、特設サイトで行われたファン投票をメインに選曲されたものだ。ファン投票の1位から10位までは、一般的には認知度が低いものの、ファンの中では人気の高い楽曲が集まった。1位に輝いたのが2006年発表のアルバム『Pop Up! SMAP』収録の「STAY」であったことも、この結果を物語っている。

「他にもこれまでCD化されていなかった『チョモランマの唄』や、ヒット曲『らいおんハート』のカップリング曲『オレンジ』などコアな名曲も多い。公式サイトで告知されたように、『みんなで決める! みんなのベストアルバム』の趣旨にのっとったものとなっています」(スポーツ紙記者)

 さらにこの収録曲決定に合わせて、彼らにとって最後の映像作品となるBlu-ray・DVD『Clip! Smap! コンプリートシングルス』の収録内容も決定した。特に1996年に脱退した元メンバーの森且行(42)の出演部分もカットされず、映像化されることが伝えられている。

 こうした大盤振る舞いとも言える内容に、ファンからは「ファンの声に沿った収録曲で嬉しい」「デビュー曲からラストシングルまできっちりおさえてくれてるのもいいね」といった声が挙がっているようだ。

 しかし、その一方でこうしたベストアルバムや映像作品の収録内容から、関係者の中では懐疑的な声も囁かれている。

■なかったことにしていた“森”をなぜいまさら

「確かにファンにとってこれらは、かゆい所に手が届くようなSMAPを網羅したアイテムになることには違いないでしょう。しかしシビアな見方をすると、ジャニーズ事務所が最後に金を儲けておこうという商魂たくましさが漂う感じもします」(芸能関係者)

 特に今回、映像作品でも森をカットせずに当時の映像を流すということが、事務所の意向も反映していると関係者は語る。

「森は脱退以降、彼の出演部分は徹底的にカットされていました。また、時間が過ぎるにつれて、存在がまるでなかったかのようにされてきました。それがここ数年解禁されつつある。つい『解散商法』という言葉が浮かんでしまう人も多いのではないだろうか」(前出・関係者)

 今年SMAPは、独立や解散騒動もありシングルもアルバムも一枚もリリースしていない状況。また、総売上200億円とも言われているライブツアーも今年は行われることはなかった。事務所としては、せめてもの売り上げを期待したラストアイテムと言われても仕方ないのかもしれない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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