いきなり”謎の最前列”が出現?三代目JSBのライブでも黒い疑惑噴出
ある芸能事務所が今、集中非難を浴びている。看板アーティストの三代目J Soul Brothers(以下、三代目)のレコード大賞1億円買収疑惑を『週刊文春』(文藝春秋)にすっぱ抜かれたLDHだ。この報道が関係しているか真偽は不明ながら、社長の座を降りたのは、EXILEのリーダーを務めていたHIRO(47)その人だ。
「プロモーションビデオで見せる華やかな雰囲気、仲間、絆を強調するようなイメージとは裏腹に、あの会社の内情は極めて黒いと囁かれている」
と語るのは、張り込み部隊の一員を務める週刊誌記者だ。
「週刊文春はレコ大買収疑惑の報道の少し前に、社員への土下座・丸刈りの強要のパワハラを報じている。そのブラックぶりは、多くの記者に目撃されていました。たとえばタレントの送迎でのこと。仕事終わりにタレントが食事に行く際、いくら売れっ子タレントでもそのお店に送り届けて終わりのはず。普通はその後はプライベートのなずなのでタクシーを使って移動する。しかしLDHの送迎車はとにかく待たされます。繁華街の路上でマネージャーらしき関係者が5時間以上待たされているのを見たときは気の毒になりました」
深夜にLDHの車を見かけると、運転手がシートを倒して熟睡しているのがお決まりの光景になっているという。
■コンサートでは突然”黒い最前列”が出現
LDHの不可解な面は、多くのファンと触れ合うコンサートにも見え隠れしている。
「三代目のコンサートで、初日は一般のチケットを持っている人が最前列に座っていた。ところが、二日目になると初日最前列だった席の前に、もう一列謎の席が並べられていたんです。もちろんこの席のチケットは発券してなく、最前列で見たい関係者のために急ごしらえで用意された席だったとか。通常、音楽業界の慣例として関係者席は目立たない中段や音響機器の付近など、高価なチケットを購入したファンへの配慮がなされるもの。この時は初日にはなかった”謎の0列目”がある、ファンの間で騒然となったようです」(芸能関係者)
華やかなタレントを支える裏では、無数の黒い噂が飛び交う。HIROの辞任もあり、今後の三代目をはじめとするLDH所属タレントはどうなってしまうのか。ファンの不安は尽きない。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。