闇に消えた「放送禁止映像」を大追跡!(6)<映画篇>酒井法子の初濡れ場「空蝉の森」は倒産で公開中止 (2/2ページ)

アサ芸プラス

 そして80年代、中森明菜と近藤真彦というゴールデンカップルの主演で話題になったのが「愛・旅立ち」(85年、フィルムリンクインターナショナル)だ。興行収入11億円の成績を収めたが、公開から4年後に明菜がマッチ宅で自殺未遂事件を起こす。1度はVHS化されたが、DVDになる日は永遠にやって来ないようだ。

 スキャンダルメーカーなら酒井法子も負けてはいない。09年の覚醒剤事件から5年後、14年に公開予定だったのが「空蝉の森」(アルゴ・ピクチャーズ配給)だった。かなり大胆な濡れ場もあるとアナウンスされ、のりピーの「ハダカになって出直し」が期待されたが‥‥なんと、あろうことか制作会社が公開を待たずして倒産。

 一説には酒井を起用したことでスポンサーが集まらなかったとも言われているが、いつの日か公開されることを祈りたい。

 最後は、あの戸塚ヨットスクールを伊東四朗主演で描いた「スパルタの海」(83年、東宝東和)だ。映画化自体が無謀と言われたが、1億円の予算をかけて無事にクランクアップ。

 だが、公開を間近に控えたところで、戸塚宏校長らが傷害致死などで逮捕される最悪の事態に。当然、公開は見送られたが、12年にようやくDVD化。その推薦文は、石原慎太郎氏が書いている。

「闇に消えた「放送禁止映像」を大追跡!(6)<映画篇>酒井法子の初濡れ場「空蝉の森」は倒産で公開中止」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 11/24号空蝉の森愛・旅立ち三島由紀夫放送禁止エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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