この冬、仲間と遊ぼう! 誰でも楽しめる定番ボードゲーム4選【学生記者】

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こんにちは、早稲田大学3年の谷村行海です。
秋も終わり、本格的な冬の時期に入りました。既に冬休みの予定を立てている方も多いのではないでしょうか? 友人と集まったり、帰省して家族と過ごしたりする機会も多くなるかと思います。せっかく大勢で集まるわけですから、みんなで仲よく遊びたい! そこで、今回はみんなで楽しめるボードゲームをいくつか紹介していこうと思います。


◆コヨーテ

コヨーテはインディアンポーカーのような頭脳戦が楽しめるゲームの1つです。インディアンポーカーと同じ要領でカードを1枚山札から引き、そのカードを見ないで頭の上に乗せます。自分以外のプレイヤーのカードが見えるので、全プレイヤーのカードの合計数字を超えないように順番に数字を言っていきます。他のプレイヤーが宣言した数字が合計数字を超えたと思ったら「コヨーテ」と宣言し、全員のカードを確認します。このときに実際に超えていた場合、宣言されたプレイヤーはライフを1つ失います。おおまかなルールはこのような形ですが、カードの中には場の数字を全て2倍にしたり、数字を下げてしまうカードも混ざっています。それらをうまく推測しながら相手を騙していったりするのがこのゲームの魅力の1つです。

人数:2人~
所要時間:1ゲーム20分程度~

◆ドミニオン

子どもの頃に遊戯王などのカードゲームで遊んだことがある方も多いと思います。そんな方におすすめしたいのがこのドミニオン。このゲームでは最初にお金の代わりになるカードを持ち、場にあるさまざまな効果を持った10種類のアクションカードを購入してデッキを作っていきます。そのデッキを駆使しながら勝利点カードを集め、ゲーム終了時に勝利点が多かったプレイヤーの勝利になります。アクションカードには相手プレイヤーを妨害するカードがあったり、一見何の役にも立たなそうなカードが他のカードと合わせることで意外な効果を生んだりと、ゲームを遊ぶにつれてさまざまな戦略を立てていくことができるようになります。また、ドミニオンには基本のセットの他にもアクションカード等を増やす拡張セットがあり、それらのカードと組み合わせていくことで遊びの幅は無限に広がっていきます。

人数:2人~6人
所要時間:1ゲーム30分~

◆モノポリー


このゲームは桃太郎電鉄やいただきストリートのようなテレビゲームを想像してもらえればルールが把握しやすくなります。さいころを振りながら盤上を移動し、止まったマスの土地を購入していき、一度購入した土地に他のプレイヤーが止まると、土地を所有するプレイヤーは止まったプレイヤーからお金を得ることができます。同じ色の土地を全て集めると独占状態になり、土地で得られる収益が増大します。これを繰り返し、ゲーム終了時にお金を一番持っていたプレイヤーの勝利になります。
このゲームの最大の魅力はプレイヤー間で交渉が行われること。同じ色の土地を揃えれば収益は増えるので、みんな独占を狙っていきます。しかし、どうしても独占できないときなどに他のプレイヤーと交渉して土地を交換するといった駆け引きが行われます。運の要素だけではなく、話術や交渉力等も勝敗を左右するため、頭脳戦も楽しむことができるゲームです。ウルトラマンモノポリーなど、さまざまなキャラクターとコラボしたバージョンも発売されているので小さい子にもおすすめです。

人数:2人~8人
所要時間:1ゲーム90分程度

◆カタンの開拓者たち

このゲームではカタンという無人島に拠点となる家を建て、島全体を開拓していくことがコンセプトになっています。さいころを振って出た目の数に応じたさまざまな資源が得られるので、それを基にして道路や家等を建設していきます。このゲームの特徴としてまず挙げられるのは、自分のターンだけでなく、他のプレイヤーのターンでもさいころの数字に応じて資源を得られること。ゲームに勝利するためにはたくさんの資源を得るための運が必要になってきます。また、特徴の2つ目として、モノポリーと同じように他のプレイヤーと交渉を行えることが挙げられます。家を建てたいのに、資源が足りなかった際にプレイヤーと交渉して資源を得るなど、運以外の要素も重要になってきます。さらに、1ターンに一度だけ使えるチャンスカードというものもあり、そのカードによって資源を他のプレイヤーから強奪することも可能で戦術も広がります。ボードゲームの魅力が1つに凝縮されているため、初めてボードゲームで遊ぶ人におすすめしたいゲームの1つです。

人数:2人~4人
所要時間:1ゲーム60分程度

◆終わりに

今回はいろんな人と一緒に楽しめるボードゲームを4つ紹介しました。しかし、ボードゲームはドイツを中心に毎年さまざまな種類のものが登場しています。中には一般の玩具店では入手するのが容易ではないものも多数存在します。また、興味を持ったゲームを全て買おうと思うとお金もたくさんかかってしまいます。そのため、次回はさまざまなボードゲームに触れるための方法を紹介していこうと思います。


文・谷村行海

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