水トアナ「フリー転身」で、田中みな実とガチンコバトル?
大学では同じ英米文学を専攻し、誕生日はわずか4か月違いの才女が2人。激しい火花が散っている理由とは――?
ほんわかポッチャリ・水ト(みうら)麻美アナ(29)と、キュートな小悪魔・田中みな実(30)。対照的な美女アナ2人が現在、バチバチの関係になっているという。
「水トアナのフリー転身が濃厚になってきたんです。日本テレビの看板で、オリコン『好きな女子アナランキング』で3年連続首位に輝いた彼女だけに、以前から事務所からの独立の誘いが絶えなかった。移籍先として有力なのは、宮根誠司や羽鳥慎一を擁する事務所。日テレ内でしょっちゅう同社社員を見かけるし、羽鳥は日テレの大先輩で水卜は信頼していますからね」(芸能ライター)
昨年の加藤綾子に続き、ミトちゃんも独立という情報に心穏やかでないのが、田中。田中は宮根に口説かれて、14年にTBSを退社。同じ事務所に所属するフリーアナとなっている。「つまり、水トアナが加入すれば、事務所の取ってきた仕事を2人で奪い合うことになるんです」(前同)
女子アナ評論家の高島恒雄氏も、こう言う。「水トと田中はキャラこそ180度違いますが、育った畑は同じ。どちらもカトパンのように朝の帯番組を担当したことがなく、報道のイメージもない。昼の情報番組やバラエティでのしあがってきましたから、水トがフリーになった場合、ライバルはカトパンではなく田中です」
確かに、関わっている番組もソックリだ。たとえば、有吉弘行の冠番組『有吉ゼミ』(日テレ系)でMCを務めるのは水ト。TBSの『有吉ジャポン』では田中がMC担当。「正直、有吉との絡みは水トのほうが上手い。水トの一番の魅力はイジられたときのリアクションの良さ。ゆえに、毒舌キャラの有吉とは相性もいいんです」(テレビ誌ライター)
昼の時間帯でも2人は現在、激突中。水トは月~金で『ヒルナンデス』に出演し、田中は東京ローカルのTOKYO MXで、『ひるキュン』の月~金のレギュラー司会を務める。「天下の日テレの昼帯番組と同格にするな、と言われそうですけどね(笑)。事実、田中を“ついに都落ち”とあざ笑う声も少なくないです」(民放局ディレクター)
確かに現状は、田中が水トに押されている形だ。「田中もイメージが先行していますが、原稿を読むのはうまいし、アナウンス能力は非常に高い。しかし、それ以上にミトちゃんがスゴイ。頭の回転がメチャクチャ速く、瞬時に自分がどう見られているか、何を求められているか、判断できるんです」(前同)
特に、天才的といわれているのが食レポだ。「彼女が食べれば食べるほど、視聴率がハネあがる。心底美味しそうに食べる表情と、秀逸なコメントを放つ芸当は、そこらの芸能人ではできません」(前同)と、水トアナを絶賛する声ばかりだけに、日テレも引き止めようと必死だ。
「水トアナは日テレの宝。社内でも数人しか対象にならない“特別ボーナス”をもらっています。一説には年間500万。通常の給与と合わせると1500万円以上はかたい」(放送作家)
多いか少ないかは本人次第だが、「今のミトちゃんがフリーになればCM契約も取れる。年収1億超えは確実」(広告代理店スタッフ)との声もある。しかし、田中も指をくわえて見てはいない。
「最近、スゴいんです。番組の打ち合わせに短いスカートで来て……。男性スタッフはたまりません(笑)」(テレビ局関係者) 言うまでもなく“私を使って”という、みな実流の営業テクだろう。
もちろん、視聴者の目も忘れない。9月11日放送の『旅ずきんちゃん』(TBS系)で、新宿二丁目の深夜営業の店を訪れた田中は、「バストの話題になるや、ママが“見せろ!”と、田中の服を強引に引っ張った。すると、黒い下着がポロリ! そのままオンエアされていましたが、水トアナには真似できない芸当です」(前同)
水トアナが、いじられて笑いを取る“受けの家康タイプ”だとすると、田中は、自ら話題を提供して笑いを取る“攻めの幸村タイプ”女子アナなのだ。「事実、田中は現状を打破するため、スタッフや元同僚に連日、相談を持ちかけているそうです。最後には“どこかいい再就職先ないかな~”と“再フリー化”をほのめかす発言まで飛び出すそうです」(前出の放送作家)
来年には、解散に伴って年内で終了する『SMAP×SMAP』の後番組『ズレ↓オチ』の司会を、芸人・フットボールアワーの後藤輝基と務めることが内定している田中。逆襲の狼煙(のろし)となるか。
「どちらかといえば、攻める姿勢の田中のほうが、フリーには向いている。得意のセルフプロデュースでどんどん話題を提供すれば、まだ化ける可能性も十分ありますよ」(前出の高島氏)
お互い切磋琢磨して、もっと活躍してほしい!