コツは勇気と強いメンタル?! 飛び込み営業とはどんなことをするの?

フレッシャーズ

他の企業や顧客に自社の製品やサービスをアピールして、売買契約を結んでもらう「営業」のお仕事。この職種がなければ企業は成り立たないくらい、重要な仕事です。この営業職ですが、ときにはアポイントがないのに会社や一般のお宅に伺う「飛び込み営業」をすることがあります。今回は、この飛び込み営業とは、どんなことをするのか、またその心構えなどをまとめてみました。

■とにかく勇気を出して飛び込むことが大事

営業は、あらかじめ訪問先に「ごあいさつに伺ってよいでしょうか?」と連絡をし、アポイントを取ってから行くのが一般的です。しかし飛び込み営業とは、このアポイントのプロセスを省き、いきなり「こんにちは!」と伺うものです。いきなり訪れるので、多くの場合は困惑して取り合ってくれません。ときには激しく怒られることもあります。10件訪れたとしても、まともに話を聞いてもらえるのが1件あるかどうかです。

それでも飛び込み営業をしないといけない場合、最も大事なのは「勇気」です。断られる可能性が高い飛び込み営業ですが、勇気を出して飛び込まないと話を聞いてもらうチャンスさえつかめません。

■コツは事前に見込みを付けておくこと!

飛び込む勇気を出すことができたなら、次は話を聞いてもらうための作戦が大事になってきます。まずは訪れる時間帯です。例えば朝一番のばたばたしている時間や終業間際は、話を聞いてもらえる確率は非常に低いです。企業によって忙しい時間は異なるので難しいところですが、一般的には仕事が始まって落ち着き始める11時前後や、15時前後あたりが適しているとされています。まずはこの時間を目安に訪問してみるといいかもしれませんね。

また、営業で回る地域の企業をピックアップしてHPなどをチェックし、取り扱っている商品が適しているか見込みを付けておけば、飛び込みでも話を聞いてもらえる可能性がわずかですがアップします。街をブラブラ歩きながら「お、ここに行こう!」というスタイルでは効率も悪いですし、全く違う分野の会社に訪れてしまって門前払いを食らってしまうこともあります。実際に筆者の友人は、プレハブの営業なのに食品会社に行ってしまい、笑いながら「帰れ」と言われたことが新人時代にあったそうです。

■飛び込み営業は1年目が有利!?


飛び込み営業は、入社1年目が「度胸」「経験」「現場の雰囲気」などをつかむために任されることが多い仕事です。「慣れない1年目なんて取り合ってもらえない……」と思うかもしれませんが、実は飛び込み営業は新人が有利なのです。というのも、中には「社会人1年生だし、話くらい聞いてあげようか」という人が意外と多いからです。そのためにも慣れないながらも元気いっぱいにあいさつをして、話を聞いてもらえるならば、精いっぱい自社製品をアピールしましょう。

他にも飛び込み営業に不可欠なのが体力です。通常の営業よりも回る会社が多いですし、徒労に終わることも多いので非常に体力が削られます。もし営業の仕事をすることになったら、体力づくりに取り組んでみるといいでしょう。また、体力だけでなく気力も大事です。飛び込み営業は、やはり「引きずらない強いメンタルを持つ人」が強い仕事です。断られたり門前払いされたことにくよくよせず、「そういうものだ」という心構えで臨みましょう。

ハードな飛び込み営業ですが、それゆえに得るものは大きな仕事でもあります。そこで培った度胸や経験は、後の支えになるかもしれません。もし営業職に就いて「飛び込み営業に行ってこい」と指示されたら、勇気を出して元気いっぱいに取り組みましょう!

(中田ボンベ@dcp)

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