自覚症状ほぼゼロ!? 日常生活も壊すSTD・感染数1位は… (2/2ページ)
女性は男性よりも症状が出にくいことでも知られています。
女性の自覚症状は、緑黄色の濃いおりものが出たり、尿道から膿みが出るなど。クラミジアと同じく、子宮内膜症、また不妊症や子宮外妊娠など、体に大きく影響することがあります。
治療方法は抗菌薬の服用。しかし症状が治まってきても、自己判断で服薬をやめるのは危険なこと。きちんと医師からの指示に従って、パートナーと一緒にしっかり治すことが大切なのです。
「自分には関係ないよね?」それって危険な考えです第1位のクラミジアですが、感染者数がもっとも多いのは20代前半。さらに30代、そして10代後半と続きます。
STDの怖さは、自覚症状の薄さから感染に気がつきにくいこと。感染したまま放置してしまうケースも、十分に考えられますよね。体調管理の一環として、少なくとも年に一度は検査をする習慣をつけてはいかがでしょうか?
文:カサイユウ
参考ウェブサイト:
性感染症報告数|厚生労働省
「この記事について」
特定の治療方法や医学的な考え方・評価をすすめるものではありません。
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