またもや”ゴリ押し”主演?西内まりやのフジ月9主演に非難轟々のワケ

デイリーニュースオンライン

「西内まりや まりやまにあ」より
「西内まりや まりやまにあ」より

 近年の生涯未婚率の高まりなどを受け、“若者の結婚観”に注目してのドラマ化か。西内まりや(22)が2017年1月期の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)で主演をつとめることが明らかになった。今回西内が参加する作品は、月刊誌『プチコミック』(小学館)で連載中の同名漫画を原作とする実写化ドラマ。結婚して専業主婦になりたい婚活女子・高梨あすかと、結婚したくない嫌婚男子・名波竜の恋愛模様を描く。

■第一線の実力派はそろって月9を拒否?

 公式サイトでプロデューサー・後藤博幸氏は「男女二人のキャスティングは攻めの姿勢で臨みたいと思っていた」とつづっているものの選考は難航。当初予定されていた竹野内豊(45)、瑛太(34)ら実力派俳優たちがオファーを断ったという一部報道も出ている。

 最終的に西内の相手役として選ばれたのが、ロックバンド「flumpool」のボーカル・山村隆太(31)。ファンの間でイケメンと話題だが、役者業は未経験のド素人。 「“月9”はまさに“ドラマの武道館”。そのような舞台に初めて立たせていただけるということですごく緊張しますけど、自分自身でしっかり演じきりたいなと思っています」と意気込み十分だが演技力は未知数。

「どんな実力派や若手の人気者でも低視聴率をマークし、一部視聴者からは『月9に出るのが罰ゲーム』と揶揄されるほど月9枠のクオリティが疑問視されている。その最大の原因は、フジの制作サイドや脚本の出来。今回のドラマも、タイトルからすでにひねりがなくて予定調和感が満載です」(スポーツ紙記者)

 西内は本作主演に関して「月曜よる9時という枠、“月9”という響きは、小さい頃から特別感があり、1つの目標でもありました。やるからには自分にできることをしたい、いい作品を作りたい、全力で向き合いたいと思います。皆様にはあすかを通してパワーや元気を届けたいと思います!」などとコメントし、やる気十分。山村も「月9はまさに“ドラマの武道館”」と表現して決意を固めている様子だ。

 また後藤プロデューサーは主役の西内を「ビジュアル、お芝居、存在感など全てにおいて充分すぎる華がある」と評している。しかし世間の評価は真逆だ。「誰が見るのよ」「モデルだけやっていればいいのに」「西内まりやが本当に売れてるのか、人気があるのか、いつも疑問」と非難轟々だ。

「西内は“なんちゃって歌手”であり“なんちゃって女優”。いずれの分野でも中途半端な実力だといわれているが、事務所の力のみ超一流。毎回実力以上の評価を受けるから叩かれる。ただ今回の場合は数々の役者にオファーを断られたフジの苦労もうかがえる」(前出・記者)

 それでも、来年は“月9ヒロインの西内”というワードが各所で踊りそうな気配が漂う。爆死して結婚のイメージを悪化させないことを祈るばかりだ。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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