アサヒ芸能「スクープ大事件史」Vol.11「綾瀬コンクリート詰め殺人、連続幼女誘拐殺人」被害者を平気で弄ぶ陰惨事件 (2/2ページ)
〈「普通、バラバラ殺人は死体を小さく隠すためですが、宮崎は胴体を目立つ所に捨てている。どうも、猟奇的な動機からのようです。特に頭部には異常に執着を持っているようで、この点になると供述が急にあいまいになるんです」(警視庁詰め記者)
ちなみに、宮崎の自供によって発見された頭蓋骨は白くピカピカに光り、まるで理科教室の標本のようだったという……。〉
89年9月7日号はMちゃんの遺体を撮影したビデオに言及。
〈「これはMちゃんじゃないか!」
ブラウン管に映った幼女の遺体に警視庁・埼玉県警合同捜査本部の捜査員が声をあげた。と同時に、宮崎の部屋から押収した5793本のビデオテープを解析していた54人の刑事は顔をそむけたという。〉
彼の父親は事件後に自殺。宮崎は死刑判決を受け、08年に刑が執行されている。