子どもが発熱したら…病院に行く目安は? 家でのケアは? (2/2ページ)

Doctors Me



1.38℃を超えたとき
その子どもの平熱と比較する必要がありますが、38℃を超えた場合、インフルエンザなどの可能性も出てきます。さらに熱が上がってくる可能性があるので、早いうち受診しておくのがいいと思います。

2.以下の症状があるとき
・特に元気がない
・吐いたり下痢をしている
・ひどく咳をしている
・けいれんを起こす
・耳の痛みがある
・息苦しさがある
・強い頭痛がある
これらの症状があるときは、高熱でなくとも早急に受診したほうが安心です。

3.体力がない場合
・食事がとれないとき
・月齢の若い赤ちゃんの場合
体力がない状況での発熱は心配ですので、早めに小児科を受診しましょう。 家でのケアで気をつけたいこと 1.室内の環境管理
室温は暑すぎず、寒すぎないように管理しましょう。特に喉が痛かったり咳がひどかったりする症状がある場合は特に、 湿度は50%くらいを目安に管理するといいでしょう。
冬に流行しやすい感染症の病原体は、寒く乾燥した環境下で活発になるという特徴があるので、室内の環境管理は、ウイルスの活動性を抑える意味もあります。

2.脱水症状に注意
小さな子どもの発熱で非常に心配なのは脱水です。水、イオン飲料などをこまめに飲ませて、脱水状態にならないように細心の注意を払ってください。
特に高熱であったり、おう吐や下痢を伴っている場合は、より注意しましょう。 医師からのアドバイス子どもが小さいうちは、発熱の原因が何か、どのくらい深刻なものか、わかりにくい場合が多いと思います。早めの受診を心がけたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)
「子どもが発熱したら…病院に行く目安は? 家でのケアは?」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る