新社会人になるにあたって不安なことの一つとしてあげられるのがお金のこと。税金や貯蓄、将来のための投資など、社会人だからこそ知っておきたいお金の知識があります。でも実際それらの知識は会社で教えてくれないことが多かったり……。お金の知識がないことで恥をかいたり損をしてしまったりするのはいやですよね。そこで今回はそんな社会人として知っておかなきゃダメだと思うお金の知識について先輩たちに聞いてみました。

■社会人としてお金についてこれだけは知っておかないとダメだなと思うことは何ですか？
●金利について

・ローンを組むような場合に知識が必要（女性／30歳／団体・公益法人・官公庁）
・クレジットカードを使いすぎてリボ払いにするとかなり損をしてしまう（男性／30歳／情報・IT）
・ローンの金利について。気軽に手を出して身を滅ぼさないために知っておいたほうがいいと思う（男性／50歳以上／食品・飲料）
・貯金する際に知識が重要になるから（女性／27歳／アパレル・繊維）

●税金について

・いろいろな税金があるので頭に入れておくべき（男性／37歳／その他）
・仕組みを知らないと怖いから（男性／31歳／不動産）
・税金をどれくらい払っているか把握しておく必要がある（男性／38歳／小売店）
・税金対策。知らないと損をするだけ（男性／32歳／電機）

●貯蓄について


・蓄えることの大切さ。浪費しすぎて借金する人もいるから（女性／37歳／食品・飲料）
・将来必要な貯金額。豊かな老後のために必要な貯金額を知らないと浪費してしまうから（女性／29歳／人材派遣・人材紹介）
・将来のために財形貯蓄は欠かせない（男性／50歳以上／その他）
・積み立て定期預金には入っておけ。30歳になって貯蓄が少ないと結婚すらできないから（男性／39歳／学校・教育関連）

●投資について

・ただ口座に預金しているだけではなく、効果的な投資方法を知っていた方がいいから（男性／33歳／商社・卸）
・投資は大事（男性／43歳／小売店）
・投資はくれぐれも余剰資金ですること。投資しすぎて失敗もある（男性／34歳／金融・証券）
・貯蓄だけではお金は増えないので（女性／37歳／商社・卸）

●その他

・年末調整のこと。きちんと戻ってくる手続きを学ぶこと（女性／22歳／自動車関連）
・保険。補償的なものは早いうちからしっかりと（女性／48歳／小売店）
・お給料から控除されている項目の詳細について。支給額と手取り額は違うのに、何にいくら引かれているか無頓着な人が多いので（女性／50歳以上／情報・IT）
・ケチと節約の違いについて。ケチと節約は紙一重であるが、ケチと言われないように、出すべきものは渋らずに出すことも必要であることを学んだ（男性／50歳以上／その他）

お金の知識がないと、損をしてしまったり、後悔してしまったりすることがあります。社会人になったら、お金の知識に強い人のほうが安心して生活を送れそうですよね。

いかがでしたか？ お金を借りるときも貯金するときも、金利は気になりますよね。金利について知っておかなくてはいけないという意見が多く見られました。税金や保険など、社会人になったら知っておかなくてはいけないものも多いです。自分に直接関係があるものくらいは理解できるように、勉強してみてはいかがでしょうか。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年1月
調査人数：大学生男女185人（男性97人、女性86人）