日テレのイメージが強すぎる?嵐・櫻井翔を襲ったNHKの仰天人事

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日テレのイメージが強すぎる?嵐・櫻井翔が巻き込まれたNHKの仰天人事(NHK本部センター)
日テレのイメージが強すぎる?嵐・櫻井翔が巻き込まれたNHKの仰天人事(NHK本部センター)

 先月24日、NHKの籾井勝人氏(73)が任期満了を迎えNHKの会長を退任したが、この“お騒がせ会長”は最後の最後までとんでもないちゃぶ台返しをしていたと、一部スポーツ紙が報じている。

 話は昨年末の『紅白歌合戦』、SMAPラストステージの舞台を用意すべく尽力したともいわれている籾井氏だが、それが実現出来なかったばかりか、司会人事にも介入していたというのだ。実は関係者の間で、白組の司会は相葉雅紀(34)ではなく櫻井翔(35)で内定していたと言われている。しかし『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でキャスターを務めるなど、日テレの顔にもなりつつある櫻井を毛嫌いした籾井氏が、“鶴の一声”でそれにNGを出したというのだ。

 結果、司会は相葉に変更になったことで、当初予定していた構成は変更を余儀なくされる事態となったようだ。史上最もグダグダな紅白は、こうして籾井氏の仰天人事で生まれていたことになる。ジャニーズとしては、今後のジャニーズの柱として櫻井の司会業も推し進めていきたいと考えていただけに、そんな仰天人事に頭を抱えたと関係者は語る。

「SMAP解散の余波で、中居正広(44)の独立・退社も噂されている今、ジャニーズ内部では、司会で手腕を発揮できる中居の後継者的存在の育成が急務。櫻井はその筆頭候補といえます。紅白という大舞台で、様々な大御所を相手に出来る所を見せ、今後の仕事にも繋げようと目論んでいたジャニーズからすれば、大誤算だったといえるでしょうね。しかし一方で、櫻井にはまだその器がないだために、人柄の良さで相葉が選ばれたという声もありますが」(テレビ局関係者)

 実際、中居もあの地位を確立するまでの間に、ジャニーズに直談判してまで司会の仕事を増やしていたという逸話がある。櫻井には、そんなハングリー精神がまだまだ足りないということなのだろう。

■ドラマでも低視聴率連発?

 櫻井に限らず、この嵐の伸び悩みはジャニーズにとって当面の死活問題だといわれている。現在嵐がレギュラーを務めるバラエティ番組は、軒並み視聴率一桁。さらにはドラマも低視聴率のオンパレードで、嵐の数字のなさが最近では特に顕著に表れている。

 特に櫻井は、主演を務めた新春ドラマ『君に捧げるエンブレム』(フジテレビ系)が、平均視聴率8.4%と惨敗するなど、役者としても結果を残せていない。同ドラマでは、車いすバスケットボール選手という役柄に挑むも、全く馴染んでいなかったともっぱらの噂で、結局は自分に合った役どころしかこなせないことを露呈した結果となった。

「櫻井は慶応卒で、最近ジャニーズに多いインテリタレント勢の一人です。その高学歴からか、ドラマでもイメージに合った役しかはまらず、今回のような障害を持った役や、庶民派の役は、もはや誰も見たがらないようです。元々そのおぼっちゃま気質は、本人の性格にも表れているようで、中居のような向上心が見られないのもそのためではないかと囁かれています」(テレビ局関係者)

 今の櫻井のモチベーションでは、中居を超えるどころか、このままいけば仕事も減ることになるだろう。籾井氏の仰天人事も、あながち間違いではなかったかもしれない。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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