元・日本マイクロソフト役員が語る キャリアアップし続けるために自問自答すべきこと (2/2ページ)

新刊JP

本書で同氏は、「内円」「外円」という言葉を用いながら、その点を明らかにしている。


(本書P91より転載)

上の図にもあるように、内円とは「自分でコントロールできる領域」、外円とは「自分ではコントロールできない領域」を指す。

そして結論からいえば、内円を押し広げることによって、自由と責任の幅が広がり、より大きな成果をおさめやすくなる。つまり、キャリアアップへとつながっていく。

内円を広げるために、自分の強みを把握することが重要なのはもちろんだが、それと同じくらい、社内外に自分のことを理解・共感してくれて、なおかつ他者への強い影響力をもつ協力者を増やすことも大切だそう。

越川氏の場合は、困ったときに助けてくれる社外協力者を、常に五人持つようにしているという。

就職活動を控えている学生はもちろん、まだ自分のキャリアを形成しはじめたばかりの若手ビジネスパーソンにとっても、学びの多い本書。「どこへ行っても通用する人材」になりたいのなら、チェックして損のない内容といえるだろう。
(新刊JP編集部)

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