舞台の主役めぐり遺恨?嵐・櫻井翔と松本潤に”不仲説”の背景 (2/2ページ)
■SMAPの二の舞の可能性も
04~05年に上演されたミュージカル『ウエストサイドストーリー』で、松本は櫻井、大野智(36)と出演。その際、主役の座を巡って松本と櫻井が対立。結果的に櫻井が主役となったが、当時の遺恨が尾を引いているようだ。
「事務所は当初、顔だちの整った松本を嵐のセンターとして引き立てた。しかし、松本の人気は思いのほか上がらず、特別に中心人物を設けないかたちで売り出すことで、嵐は成功しました。ただ、松本としては嵐のセンターは自分だという意識を捨てきれず、忸怩たる思いを抱える場面も度々ありました」(スポーツ紙記者)
櫻井も慶応大卒業という経歴を自身の矜持としている。周囲のジャニーズタレントにひけらかすことが多々あり、時に軋轢を生むことも。
今やSMAPに代わるジャニーズの顔となった嵐だが、その結束はもろく、SMAPのように空中分裂する可能性を常にはらんでいる。
- 文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
- ※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。