木村拓哉に新たな家庭問題?精神世界にハマる”実母”が仰天講演
惜しまれながらも2016年末をもって、28年の活動に終止符を打ったSMAP。あれから3ヶ月経つが、この解散騒動でもっとも男を下げたのは、木村拓哉(44)にほかならないだろう。
「SMAPの育ての親である女性マネージャーがジャニーズ事務所を退社することにともない、SMAPごと他事務所へ移籍するという計画が上がりました。しかし、土壇場になって木村が残留を表明し、移籍話は破談。そのことが決定的な理由となり、グループは“木村VS中居正広(44)、香取慎吾(40)、草なぎ剛(42)、稲垣吾郎(43)”の形に分裂。解散の一途を辿ることになりました」(スポーツ紙記者)
この一件で、すっかり“裏切り者”の印象が強くなってしまった。
■中国人も駆けつけた講演会で母が伝えたかったこと
順調とは言いきれないソロ転身後の木村に対し、さらにその足を引っ張る出来事が……。
「実は今年に入って、木村さんの母・悠方子(まさこ)氏が講演会を行ったそうです。もともと2007年ごろから、育児のことを中心に講演活動をしていましたが、近ごろはトークの内容に“生命エネルギー”や“言霊”とか“魂のレベル”などといったことを織り交ぜるなど精神世界、スピリチュアルへの傾倒ぶりが話題になっていました」(前出・記者)
今回、悠方子氏のソロ公演ではなかったものの、SMAP解散後の初の講演会ともあり、都内の会場には多くの人がつめかけたという。
「ほとんどが50~70代くらいの女性で、400人くらい集まっていました。だけど、その3分の1は中国人女性。“タクヤ”とか“キムタク”という声がちらほら聞こえてきて、みなさん木村拓哉さんのファンのようでした。親子連れも結構いて、彼女たちのために同時通訳も用意されていましたよ」(参加した主婦)
日本のファンばかりか、中国のファンまでもが駆けつけたというこの日。当然、期待するのは息子についての発言だが……。
「この日のトークテーマは“愛”。悠方子さんは“大切な愛とは、どんな愛ですか?”と、身振り手振りを交えながら客席を回って問いかけていました。そして“忘れてはならないのが自分への愛。自分をいっぱい褒めてください”と話されて。最後に“自分を抱きしめて、だーいすき!と言いましょう”という悠方子さんの掛け声のもと、会場全員が自分を抱きしめるように腕を抱えるポーズをとり、“だーいすき!”と唱えて終わる異様なものでした。残念ながら、拓哉さんのことにはいっさい触れませんでしたね」(前出・主婦)
会場全体が一体となるシーンだったが、この日いちばんの盛り上がりを見せたのは、別の場面だったそう。
「悠方子さんは講演中、花柄のワンピースに茶色のジャケットをお召しになっていたのですが、お話を終えたあとに着替えて再登場したんです。それがなんと、貴族のようなドレス姿! 光沢のあるAラインのロングドレスに大きなネックレスをつけて、頭にはティアラも載せていました。悠方子さんが“恥ずかしいけど、腹をくくりました”と開き直ると、拍手が沸き起こりました」(前出・主婦)
すべての演目が終わると、悠方子氏のもとへは写真撮影やハグを求めるファンが殺到。そのすべてに快く対応していたという。
木村と悠方子氏の母子関係は、もう長い間疎遠になっていると、前出の記者は話す。
「原因は工藤静香(46)との結婚です。ヤンキー臭のする静香が嫁になることを悠方子さんは嫌がったんですね。だけど、木村は静香を選んだ。そこから、母と息子の深いへだたりができてしまったそうです」
移籍を反対し、SMAP分裂のきっかけを作ったと言われている工藤。今年に入ってインスタグラムのアカウントを設立し、家庭料理などを披露してはファンから顰蹙をかっているが、母に頼るよりはまだマシかもしれない。
- 文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
- ※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。