【プロ野球】ホークス最強は「2003年世代」。そのなかで今も現役を続けている選手は何人いる? (2/2ページ)

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■ホークスのライバルとなった2人

 ダイハード打線の3番・二塁を務めたのは井口資仁。2013年は打率.340、27本塁打、109打点を記録。さらに42盗塁で盗塁王も獲得した。

 2004年も主力として活躍したが、その年のオフに「球団と交わした契約」というファンからするとモヤモヤの残る理由で、FAでもポスティングでもなくホワイトソックスに移籍した。

 MLBで4年間プレー後、2009年に井口が日本球界復帰に際して選んだのはロッテ。2010年にはシーズン3位からクライマックスシリーズでソフトバンクを破り、下剋上での日本一達成に貢献。42歳の今も現役で活躍中だ。

 2003年の日本シリーズでMVPを獲得し、強力投手陣の一角を担った杉内俊哉は、和田と同じ2011年オフにFA宣言。巨人へ移籍した。

 巨人では2012年から3年連続で2ケタ勝利を挙げるも、昨季はケガのため登板なし。今季は正念場となる。

■海の向こうで今季も頑張るムネリン

 最後の1人は、2003年にレギュラーに定着し、チームにとっていなくてはならない存在だった川崎宗則。

 2011年オフにFA宣言し、「イチローさんと一緒にプレーしたい」とマイナー契約でマリナーズに入団した。

 毎年、ソフトバンクを始めとする日本球団からのオファーがありながらもアメリカにこだわる川崎。ここまで5年連続マイナー契約ながら、折につけメジャーに昇格し、生き生きとしたプレーを見せている。

 アメリカに渡って6年目となった今季もカブスとマイナー契約からスタート。メジャー昇格目指して奮闘中だ。

溝手孝司(みぞて・たかし)
札幌在住。広告代理業を営みながら、ライター、イベントなどスポーツ関連の仕事もこなす。生まれも育ちも北海道ながら、ホークスファン歴約40年。
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