話し合いや会議の最中、上司や同僚から投げかけられた言葉にムッとしてしまった経験はないでしょうか？ また、自分で気づかないうちに人にそんな言葉を投げかけてしまっているかもしれません。今回は社会人のみなさんに、話し合い・会議でどんな言葉にカチンときたことがあるか調査してみました。

●わからないだろうけど……

・「君たちには理解できないかもしれないけど」。上から目線で舐められているのがわかるから（男性／39歳／学校・教育関連）
・「みなさんはわからないとは思いますが」。知ったかぶるのはよくない（男性／36歳／学校・教育関連）
・「君は知らないかもしれないが……」。ひよっ子呼ばわりされてるようでちょっとムッとする（男性／38歳／自動車関連）

●わかってると思うけど

・「わかってるとは思うけど～」。それをわかっているのはあなただけだし、わかる必要性がわからないと思ってしまう（男性／32歳／電機）
・「みなさんご存知だと思いますが」。大抵存じ上げないことだから（女性／28歳／その他）
・「言わなくてもわかると思うけど」。自分の考えを押し付けられたような気になる（女性／42歳／その他）

●逆に

・「っていうか。逆に」。正しい言い方ではないと思うから（女性／37歳／食品・飲料）
・逆に、他の言い方で、など逆説を多用するのはカチンと来る。話の主要部分が簡素明確にならず、会議をしている気にはなるが、実質何も進まないから（男性／50歳以上／運輸・倉庫）

●常識的に考えて～

・「常識的に考えて～」。「それはあなたの常識でしょ」と言い返したくなるような理不尽なことを言っているときがあるから（男性／24歳／医薬品・化粧品）
・「これは常識でしょう」。常識と言われてもわからないから（男性／37歳／農林・水産）

●その他

・「微妙だなぁ」。せっかく意見を言ったのに否定されるから（女性／30歳／その他）
・そんなことも知らないの、みたいな発言。そういうことを言うのは、質問する側を萎縮させるだけだから（女性／33歳／学校・教育関連）
・「そうじゃなくて～」。自分の価値観だけで話をしようとする上司がいる（男性／50歳以上／自動車関連）
・「もっとましな見解はないのか」。相手の見解のいいところを見てほしい（男性／50歳以上／その他）

相手をちょっと小馬鹿にしたり、見下したりした気持ちが込められた言葉を投げかけられるとカチンときてしまいますよね。

「わかっていると思うけど」「わからないと思うけど」と逆の意味の言葉ですが、どちらもカチンときてしまう言葉として選ばれていました。会議が白熱すると、つい言い方に熱がこもってしまうかもしれませんが、人を不快にする言葉は避けたいものですね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年1月
調査人数：大学生男女185人（男性97人、女性86人）