土屋太鳳のあざとさが大不評?”清純派アピール”に視聴者も限界
若手女優・土屋太鳳(22)の“あざとさ”が、大炎上を引き起こしている。3月19日にゲスト出演した『おしゃれイズム』(日本テレビ系)で、体調管理の為に、わざわざ現場の控室でサラダを作る土屋太鳳の様子が放送されたのだが、そのサラダ作りに30分も掛かっていたことが判明。その手際の悪さから、嘘ではないかと指摘されるなど、単なる“女子力アピール”だと疑われているようだ。元よりイベントですぐ泣く癖や、その天然なキャラクターなどから、あざとさが叩かれ始めていただけに、今回の一件もその一因となってしまったようだ。
「土屋は、女性層からそのあざとさに目をつけられて好感度を落とす一方で、もはや男性人気しかないともっぱらです。事務所としては、“清純派”のイメージであと数年は押し出していこうと考えていたのでしょうが、キャラクターとして作り込み過ぎたことがかえって仇となり、もう限界が来ているのではないかと、ネットの声だけでなく業界内でも囁かれています」(芸能記者)
また、いまだ徹底したセクシーシーンのNGが言い渡されているようで、体のラインがはっきり出る様な服装ですらアウトなのだという。土屋は、今月25日に公開される映画『PとJK』で、女子高生役を務めているが、他にも今後『兄に愛されすぎて困っています』や、『トリガール!』など10代女子を演じる主演映画の公開が控えている。
しかし、清純派に対して疑問の声が挙がっているだけに、「ピュアな10代の役は無理がある」との声も上がっている。土屋もそろそろ、キャラ変を意識した方がいい時期なのかもしれない。
■むしろ扱いにくい? 清純派女優の需要は急落中
一方で業界内では、「清純派」そのものの価値が下がっていると指摘する声もある。土屋のように、清純派でいられる期間は割と短い上、あざといと見られればすぐに炎上する。恋愛スキャンダルなどもってのほかだ。あの清純派代表ともいわれていたベッキー(33)が、不倫騒動で大きく人気を下げたのは記憶に新しいが、広瀬すず(18)やmiwa(26)など、そのあざといアピールが女性層から反感を買い、密かにネット上で炎上しているケースも後を絶たないからなのだという。
「結局、清純派は“諸刃の剣”です。瞬間的には売れても、その寿命は長くない上、少しの騒動で評価は急落します。業界内での清純派女優の需要そのものが日々下がっているとも言われています。今、業界内で評価が高いのは、二階堂ふみ(22)のような、スキャンダルが出ても世間に響かない“吹っ切れ感”のある女優のようですね」(テレビ局関係者)
純粋なイメージで押し出す事務所側も、新たなキャラクターを模索しなければならない時代に差し掛かったということなのだろう。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。