嵐・相葉雅紀『貴族探偵』予告映像の”パクリ臭”にファン騒然

デイリーニュースオンライン

フジテレビ『貴族探偵』オフィシャルサイトより
フジテレビ『貴族探偵』オフィシャルサイトより

 歴史は繰り返すのだろうか。3月27日、4月17日から放送がスタートする嵐・相葉雅紀(34)主演の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)の本編映像が、フジテレビの各情報番組で公開された。同映像をめぐってバクリ疑惑が巻き起こり、早くもドラマの演出や設定に不安感が漂い始めている。

■IQ246?富豪刑事?「パクリ」の声噴出

 放送まで1ヶ月を切った『貴族探偵』。豪華なキャストが勢揃いし、各所で放送のPRが始まっている。一部メディアで「視聴率15%が必須」「1話の制作費が1億」とウサワされており、まるで「No More 爆死」を目標に掲げるような力の入れようだが、ネット上でチラホラ不安そうな声が出始めている。

 その原因の一つが、27日に公開された予告映像だ。新米探偵・高徳愛香(武井咲・23)がパーティーに出席するためにある別荘を訪れ、「鬼隠しの井戸」と呼ばれる部屋で死体と床中についた赤い足跡を発見する。警察と一緒に犯人探しを始めたところに、執事の山本(松重豊・54)が現れる。山本に別荘外に突如設置された豪華な天幕に招かれた一行は、そこで主人公の貴族探偵(相葉)に出会う、というもの。

 映像を見たファンの意見は賛否拮抗。相葉の女性ファンは喜びムード一色だが、一部では「IQ246のパクリじゃね?」「富豪刑事のパクリ的な感じ」と驚く声も出ている。

「『貴族探偵』原作の第1作目の発売は2010年。『富豪刑事』(テレビ朝日系)は2005年に放送されましたが、『IQ246〜華麗なる事件簿〜』(TBS系)は2016年放送。時系列に並べれば、原作者がアイデアを“参考”にしたかどうかは何とも言えない。が、映像の雰囲気や演出がたしかに『富豪刑事』や『IQ246』に似ていて既視感がすごい。もっとどうにかならなかったのか」(芸能関係者)

 公式サイトでも、不吉な情報が少なからず掲載されている。一つ例を挙げると、井川遥(40)が演じる高徳の師匠・喜多見切子は、原作では男性。それを公式サイトでは「原作では師匠は男性ですが、フジテレビらしく大胆にアレンジ」と恥ずかしげもなく述べている。

 また同サイトにコメントを掲載する羽鳥健一プロデューサーは、かつて相葉が主演を演じた『ようこそわが家へ』(フジテレビ系)の担当であり、爆死ドラマ『カインとアベル』(フジテレビ系)の担当の一人でもある。4月の新ドラマに関して「主人公は探偵を趣味とする謎の富豪紳士=貴族探偵。どんな難事件も必ず解決してしまう名探偵です。しかし、その捜査方法は型破り。捜査も推理もすべて使用人任せ。ミステリーの常識を覆す“推理しない名探偵”は、これまでさまざまなミステリードラマを見てきた視聴者の期待を見事に裏切る。誰にも媚びずに生きる貴族探偵が、悪を一刀両断に成敗するストーリーは、まさしく痛快!」と語るなど鼻息は荒い。

「知れば知る程、どっかで聞いたことあるような設定だなという思いが沸いてくる。おまけにすでに“フジ恒例”の原作改変の兆候がある。内容をガラリと改変した『嫌われる勇気』は爆死した上、日本アドラー心理学会から放送中止まで要求されたのに全然懲りてない。『貴族探偵』にもフジのそんなエッセンスが着実に注ぎ込まれている。放送を見ないとまだ判断できないが、今のところ爆死しても何ら不思議はない」(前出・芸能関係者)

 徐々に爆死の材料が揃いつつあるようにも見える『貴族探偵』。「他局ならもっと上手く作ったのに……」なんて非難が飛ばないように頑張って欲しい。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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