溜まった疲れを癒すには? アロマテラピーインストラクターに聞く、簡単なアロマの始め方 (3/4ページ)

フレッシャーズ

ただし、そのお湯を飲んでしまわないように注意です。

――バスタイムでも使えそうです。

山岡さん そうですね。浴槽のお湯に精油を垂らして沐浴(もくよく)を楽しむのもいいでしょう。シャワーだけの場合も、足元のシャワーのお湯が当たる部分に精油を垂らしておけば、香りが立ち上りますよ。

■シーンに合わせて香りを楽しもう!

――アロマテラピーは道具がなくても手軽に楽しめることがわかりましたが、就活に挑む大学生や社会に出たばかりの新社会人におすすめの疲れを癒す香りはありますか?

青江さん まずは「レモン」です。レモンの香りは「緊張」を和らげる効果があるという実験結果が出ているので、例えば面接に行く前にレモンの香りを楽しむと、少しでもリラックスできるかもしれません。

山岡さん あとはイライラしてしまうなど「心理的ストレス」には、「ヒノキ」の香りがいいですね。新社会人だとストレスもあるでしょうから、おすすめです。

――ヒノキ風呂のあの何ともいえない香りは日本人の心にも響くものですから、この香りが好きな人も多そうです。

山岡さん 同じくストレスに関するものだと、「スイートマージョラム」という植物の香りが挙げられます。スイートマージョラムの香りは、ストレスによって低下した免疫力の回復効果があるという実験結果も出ています。

――マージョラムといえば料理にも使う香草ですが、そんなすごい働きがあったのですね!

青江さん 身近な香りだと、「ユズ」もおすすめです。ユズの香りはストレスの減少だけでなく、疲労の低下や活気の上昇といった効果があります。例えばお風呂のお湯にユズの精油を用いるなどするといいでしょう。

――即席ユズ風呂といったところですね。日常のシーンに合わせて精油を使い分ければ、すごく楽しそうです。

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