モーニング娘。最大の問題児?久住小春の”ワガママ事務所移籍”の顛末

デイリーニュースオンライン

久住小春写真集『小春日記。』より
久住小春写真集『小春日記。』より

 元モーニング娘。のメンバーでモデルの久住小春(24)が7日、芸能プロダクションのオスカープロモーションに所属していたことがわかった。久住は昨年11月末に前所属事務所との契約を終了。1カ月のブランクを経て、今年の1月1日から現事務所への所属となったようだ。すでに女優としての活動も決定しており、21日からスタートするドラマ『女囚セブン』(テレビ朝日系)の出演が控えている。

 久住は2005年にモーニング娘。の7期生としてデビュー。応募総数が2万人を超える中の唯一の合格者として選ばれたメンバーだった。グループ活動のほかに、デビュー翌年にはアニメ番組の主演声優と主題歌を担当し、早々にソロデビューを果たしている。2009年にモーニング娘。を卒業後はモデルとして活動し、雑誌『CanCam』(小学館)の専属モデルをつとめていた。順風満帆に思えるような華麗な経歴だが、一概にそうともいえないようだ。

「プロデューサーのつんく♂(48)を唸らせ、新たなエースとしてデビューした久住ですが、周囲は相当手を焼いていたといいます。教育係として任命された先輩メンバーの道重さゆみ(27)の言うことは一切聞かず、ワガママし放題。道重は日々ストレスで悩まされていたようです。こうした問題行動は卒業後も続き、かつてラジオ番組で『モー娘。は踏み台』といった発言をするなど関係者を凍りつかせたことも。その他にも失言が多く、昨年の契約終了も実質的な“クビ宣告”だったのではとも言われているほどです」(芸能関係者)

 久住はこれまで、ハロー!プロジェクトのメンバーを擁する関係事務所を転々としていたが系列を離れ短期間のフリーを経て、今回の新事務所への所属が決定している。つまり、自身が予告した「モー娘。は踏み台」を実践した格好になる。

■新事務所にとっても久住の移籍劇は好都合だった?

 オスカープロモーションと言えば、米倉涼子(41)や上戸彩(31)、若手では藤田ニコル(19)や岡田結実(16)などの女優やタレントが所属する大手事務所だ。そして今回の久住の移籍劇はオスカーサイドにとっても好都合だったとも言われている。

「ちょうどオスカーには“20代半ばの綺麗どころの人気モデル”というポストに空きがありました。同じモデルでも藤田は完全に別ジャンルの原宿系で年齢も若かった。そのため、元アイドルで知名度があり赤文字系ファッション誌の専属モデルという実績を持つ久住は、まさに補強要員としてうってつけ存在。モー娘。時代からの固定ファンも一定数いるので、こうした囲い込みを行いながら女優として押し出して行くのではないでしょうか」(前出・関係者)

 ちなみに移籍後初の出演ドラマ『女囚セブン』の主演は、同事務所に所属する剛力彩芽(24)が務めている。このタイミングでオスカー所属を明らかにしたのも、ドラマの話題作りを兼ねているのだろうと関係者は続ける。

「特に剛力主演のドラマは、数字が取れないジンクスがある。今回久住は実質的には剛力のバーターとなりますが、徐々にステップアップして、主演女優に繋がるようにプロモーションしていくことも考えられます」(前同)

 アイドル、そしてモデル活動をも踏み台にし、今後は本格的な女優転身が予想される久住。そこで成功を得たとしても「オスカーは踏み台」と言い出さなければいいのだが。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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