中居正広らの移籍が現実的に?テレビから「スマ」が完全消滅へ

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 SMAPの名前を冠にした番組、『「ぷっ」すま』『SmaStation!!』(共にテレビ朝日系)が、改題される可能性がでてきた。

 SMAP解散騒動後、『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)は『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』に改題され、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)は番組終了。番組名に「スマ」の字を残しているものは、前述の2番組だけだったが、「それもあと少しの話なのかもしれない」と、テレビ局関係者は語る。

「元SMAPメンバー4人は、別事務所に移籍すると見られています。メンバーが分断されれば、再結成の可能性はゼロとなり、SMAPは完全消滅を迎えます。過去のものとなったSMAPの名には価値がなく、さらに草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)もジャニーズですらないとなると、あえて「スマ」を残す意味もなくなるでしょう」

 元SMAPメンバーの移籍が現実味を帯びてきたことにより、テレビ番組からもSMAPの名前が消えるようだ。

■「スマ」名称につきまとうリスクとは?

 しかし、それ以上に「スマ」を使い続けるリスクが、番組名変更のもっとも大きな要因だろうと続ける。

「テレビ朝日は、テレビ局の中でもジャニーズへの依存度が低い。テレビ朝日の会長が、『ジャニーズも芸能プロの1つに過ぎない』と発言したことからも、それが表れています。そして、元SMAPメンバーが移籍する有力先である大手プロのケイダッシュは、テレビ朝日と深い仲と言われています。移籍組がテレビ朝日で露出が増える可能性は高いでしょうね」(前出・テレビ局関係者)

 当然考えられるのが、ジャニーズの横やりだ。「スマ」を題した番組が放送されるのを嫌がるのは目に見えている。

「SMAPはジャニーズ事務所の商品ですから、「スマ」の番組名を使い続ければクレームを入れるでしょう。ジャニーズ依存度が低いテレビ朝日であっても、わざわざジャニーズ事務所と敵対することは得策ではありません。それらのリスクを考えると、彼らが移籍する6月から番組改編の9月までの間に、番組タイトルの変更、または番組を終了させるでしょうね」(前同)

 番組タイトルから「スマ」の文字が消えることによって、ファンはSMAPの本当の最期を見届けることになるようだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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