香取慎吾が”隠し子報道”を全否定…ジャニーズが火消し尽力の舞台ウラ
隠し子報道の渦中にいた元SMAPの香取慎吾(40)が、4月8日の生放送番組『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)に出演し、自らの口で「友達の子ども」と疑惑を否定。マスコミの間では「これで騒動は鎮静化する」といわれている。
「騒動の発端は、『週刊文春』(文藝春秋)に香取と“謎の少年”の写真などが掲載されたこと。同誌によると、香取は20年以上にわたって2歳年上の一般女性・A子さんと交際しており、A子さんが子連れで目撃されるようになった2005年頃から、“香取の子どもではないか?”とのウワサもあったと報道。また、香取は昨年3月にA子さんと中学生らしき少年とハワイを訪れたほか、今年3月には遊園地で遊んでいたことも伝えられました」(スポーツ紙記者)
元SMAPメンバーに隠し子疑惑とは衝撃的なニュースと言えるものの、テレビやスポーツ紙などはこの件に一切触れていない。その裏で、ジャニーズ事務所の迅速な根回しが行われていたからだ。
「ジャニーズは同誌発売前日からマスコミ各社に連絡をし、『香取に子どもは絶対にいない』と断言していた。これにより、各社とも報道を控えざるを得なかったんです」(テレビ局関係者)
■香取を全力で守ったジャニーズ事務所
そして、『SmaSTATION!!』では香取本人が初めて報道に言及。ゲストの星野源(36)と「新しく挑戦したいこと」について話すなか、香取は、
「お花見挑戦したいんですよ。今までないから」
「友達の子どもと行きたいの」
と切り出し、「隠し子じゃないんです。友達の子どもなんです」などと疑惑を完全否定した。
「結局、1度もテレビで報じられないうちに本人が否定したことで、これ以上騒ぎが広まることはないと見られます。SMAP騒動後、香取とジャニーズは完全に関係が断絶されていると言われていましたが、今回はジャニーズが香取を守るためにきちんと仕事を果たしていた。ジャニーズは各メディアに『子どもが可哀想』などと必死の説得を繰り返し、無理やりとはいえ『文春』の報道を丸め込んだ。今回のジャニーズの圧力は、香取にとっては“神対応”と言えるし、そのおかげで早期の事態収束に繋がったようなものです」(前出・テレビ局関係者)
失われたと思われていた香取とジャニーズの絆は、今もしっかりと存在していたようだ。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。