水野美紀の夫を「社会不適合者や!」さんまが断言
4月9日放送の『行列のできる法律相談所 3時間SP』(日本テレビ系)に女優の水野美紀(42)が出演。昨年結婚した俳優でイラストレーターの唐橋充(39)の独特な生活習慣「唐橋ガラパゴスルール」について明かすと、司会の明石家さんま(61)から「別れたほうがいい」と言われてしまう場面があった。
二人の出会いは昨年の1月に水野が唐橋の主演舞台を観に行ったことがきっかけ。唐橋の演技力に魅了されたが、その日は楽屋であいさつを交わす程度だったという。その3か月後に水野の主催する劇団の打ち上げで、スタッフがイラストを依頼していた唐橋も参加していたため二人は偶然再会し、その後、連絡を取り合うようになって交際に発展。わずか1週間の交際期間でプロポーズを受けたという。
しかし、水野は一緒に住むようになった唐橋の独自の生活習慣に困惑していると言う。「ジュースはストレート果汁のみ」「加湿器は各部屋1台」「書類のシュレッダーは必ず2回」「冷暖房は絶対つけない」など独自のルールが50個以上あり、これを「唐橋ガラパゴスルール」と名づけていると説明。
続いて水野の唐橋に対する怒りポイントを再現VTRで紹介。唐橋は口いっぱいにごはんを詰め込んでひたすら噛み続け、1食食べ終わるのに2時間もかかるという。また、仕事の締め切りでデスクから離れられないとき、異常な寒がりでもある唐橋はパジャマの上から人型寝袋をかぶり、タオルを3枚首に巻き、さらに毛布を3枚巻きつけて完全防寒で仕事をするのだが、冬でも暖房をつけずに窓を開けるため、翌朝デスクの下で凍え、手がかじかんでペンが持てなくなっていることがあると説明。
VTRをスタジオで見た後、さんまが「40歳の女しか受け止められないやろ」と言うと、水野は「毎日驚きと爆笑の連続なんですけど」と返答。「唐橋ガラパゴスルール」を崩すと怒られるのかと問われた水野は「それはないです。もうなんかずっと自分で抱えて生きている生態系なんで。一人でやって一人で空回りしてる感じです」と解説し、スタジオは爆笑。唐橋は夏も冷房をつけず窓を開けて過ごすが、まだ唐橋との夏の生活を経験していないという水野に、さんまは「夏、離婚しても俺は絶対不思議がらへんよ」とコメントした。
さらに水野は唐橋について「ほぼ、パンとアイスとトマトジュースで生活できちゃう人で、ずっと一人暮らしが長かったので、パソコンの前で仕事をしながら食べる習慣がついていて、食べてるときは噛んでる間も気になるところを掃除しだしたり」と話すと、さんまは「社会不適合者や」とひと言。また水野は「(食べ物を)噛みすぎて歯が割れるんですよ。今ずっと仮歯をあちこち入れてるんですけど、結婚してからその仮歯も3回割れた」と暴露すると、スタジオから驚きの声が上がり、さんまは思わず「今幸せそうに語ってるけど、俺ホンマに別れたほうがええと思うよ」と水野にアドバイス。
「唐橋ガラパゴスルール」はまだあり、「リップを食事の合間合間にも塗るんですよ。乾燥するのが嫌なんです」「(アイスクリームを)毎日1回に3個は食べるんです。1日6個食べるときもあるんです」と明かすとスタジオも驚きに包まれていた。
水野の怒りポイントの主張についてVTRで出演した唐橋は「(口に食べ物を詰め込むことについて)体に悪いでしょ、早食い。僕も自分でどれだけ入るのかまだ分かってないんです。時々噛みつつ出ちゃうときがある。(食事に)2時間っていうのは言い過ぎだと思うんですけど、まあ1時間45分強ですね」と、反論。
さらに水野について「でも優しいんですよ。(仕事をしていると)ちょっと持ってくるんですよ、“夜食よ”みたいな。そんなかわいいところもあるんですよ。“それ食べちゃうと眠くなるんだっつうの!”ってやっぱりちょっと言えない。……ちょっと迷惑ですよね」と水野を褒めたかと思いきや、突然不満を述べて、スタジオをざわつかせていた。
さんまは「まあまあ、水野さんが幸せなら……どこまで合わせていけんのかねぇ」と心配したが、水野は「でも合わせるというか、ただ観察してる感じです、毎日珍獣を。宇宙人にしては箸も持てるし」と前向きにとらえていると語っていた。
「一般的にはほとんど知名度がないといっていい唐橋充さんですが、かなりの変人ですね。まだまだエピソードはありそうですし、これからスタジオに呼ばれる機会が増えそうです」(放送作家)――当人たちが楽しそうなら、それでOK!?