子どもの正しい叱り方とは?“怒る”と“叱る”で変わる心の育ち方 (2/3ページ)

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逆に全く叱らない育て方はどうなの?
大人が子どもの言う通り・やる通りにしておいたほうが楽だからという理由で、ふさわしくない言動を放置しておくと、子どもは良いことと悪いことの区別を学ぶ機会がなく、自分を律することができません。

いずれ他の大人や先生に叱られたり、友達を失くすことにつながり、本人がつらい思いをします。 もし感情的に叱ってしまったら?
大人も人間なので感情的になることもありますが、後で「ごめんね、言い過ぎた。でもあの言動はこういう理由で良くなかったし、私も悲しい思いをした」と説明してあげてください。 子どもの正しい「叱り方」のポイント
感情的にならない
感情的にならず、なぜそうしてはいけないのかを理由を付けて説明するようにします。

また、その理由については、「運転手さんに叱られるから、バスの中では静かに」「店員さんに叱られるから、お店では走っちゃダメ」のように、誰かに叱られるからと言ってしまうと、隠れてなら悪いことをしてもいいということになってしまいます。

今起こした言動についてだけ注意する
悪い言動ばかりを並べたてず、今ここでの言動についてだけ注意するようにします。

この前もこうしていた、他の点でもだらしない、などなどと関係のないことまで言われると、従う気を失くしてしまいます。

他人と比較しない
他人と比較しないようにします。
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