安藤優子はフジの和田アキ子?”クレーム殺到&低視聴率”でも地位盤石なワケ

デイリーニュースオンライン

写真は著書「ひるまない」より
写真は著書「ひるまない」より

 昼の帯番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)で司会を務めるキャスターの安藤優子(58)の発言にまたもや批判が上がっている。4月20日発売の『週刊新潮』(新潮社)で報じられた中川俊直衆議院議員(47)の女性スキャンダルに対し、同番組は現在がんで闘病中である中川議員の妻・悦子氏に直撃取材をした。

 それを含んで、安藤が番組冒頭にて「奥様がこうやって出ていらっしゃって、ご自分(中川俊直議員)が出てこないってのはどうなんだろうっていう」「奥様としては、きちんと(中川俊直議員が)皆さんの前に出てきて話をして欲しいという思いも込められているんだと思うんですよね」とコメント。ネット上では「闘病中の人にかわいそう」「人でなし」などの批判の声が上がったようだ。

 11日の放送でも安藤は、現役引退を発表したフィギュアスケートの浅田真央(26)に向けて、浅田の得意技であり、今でも数名しか飛べない技「トリプルアクセル」について、「今ではみなトリプルアクセルを跳ぶようになりました」とさも知ったかのように発言。スケートファンや関係者の反感を買うなど、これまでにも数々の“失言”が取り沙汰されている。

「フジテレビ関係者も安藤の発言には冷や汗をかかされています。局内随一のベテランキャスターではありますが、最近では知識不足による失言やバッシングの声の方が目立ってきており、番組中には安藤に対するクレームの電話も少なくない。局内でも批判の声は日増しに大きくなっているのですが、略奪婚した今の旦那がフジの元情報制作局制作担当局長(現在は系列の制作会社代表)という政治的な後ろ盾もあり、完全に”お局”枠に入っている安藤に対して文句を言える人間が局内には一人もいないのが現状です」(テレビ局関係者)

 一部では“老害”扱いまでされているようだが、安藤アナに面と向かってもの申せる人間がいないとあっては、どれだけバッシングを受けようともこの地位はまだまだ保たれたままだろう。そうした独特の立場に対して、局内では「フジテレビの和田アキ子」と称する声まであるようだ。

■代わりがいない現状に局内も諦めムード?

『直撃LIVEグッディ!』は、一時は視聴率1%台を記録するなど、裏番組の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)に大きく水をあけられる格好となっており、何とか続いているといった現状だ。そんな番組の低迷においても安藤は、自身に責任があるという自覚が全くないようだ。

「安藤アナは『番組低迷の責任は編成にある』とスタッフに対する愚痴を陰でこぼしているようで、番組関係者は憤慨しているとか。番組も終わらせて安藤も降板させたい所でしょうが、今のフジテレビに、代わりになる程まともに報道スキルがあるキャスターもアナウンサーも、この枠で戦える番組もないのが現状です」(テレビ局関係者)

 結局、どんなに安藤に対する批判の声があがっても、穴が開いて困るのはフジテレビなのだ。早急に後継となる人材を育成する必要がありそうだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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