バンドじゃないもん!アニメ声優に初挑戦

日刊大衆

バンドじゃないもん!アニメ声優に初挑戦

 現在、大好評オンエア中のアニメ 『つぐもも』(TOKYO MX他)。同作でオープニングテーマを担当するアイドルユニット「バンドじゃないもん!」が、都内のスタジオでオフレコ収録に参加した。

 同作は「月刊アクション」(双葉社)で連載中の、累計130万部を超える浜田よしかづ氏による同名コミックを原作としたアニメ作品。ごく平凡な中学生・加賀見かずやが、ドSな付喪神(つくもがみ)の美少女・桐葉に翻弄されながらも、次々と起こる怪異事件に立ち向かうという“お色気あり”の「妖怪アクションコメディ」だ。

 オープニング楽曲『METAMORISER』を歌う「バンドじゃないもん!」は、リーダーの鈴姫みさこを中心に、恋汐りんご、七星ぐみ、望月みゆ、甘夏ゆず、大桃子サンライズで結成された6人組のアイドルユニット。そんな彼女たちが、5月21日にオンエアされる第8話に、声優として登場する。

 今回メンバーが声を吹き込んだのは、主人公の友人である白峰しろうという男性キャラクターが“あまそぎの力”によって女子にモテモテになるというシーン。声優初挑戦となるメンバーたちは、白峰を取り巻く女子の嬌声を、セクシーなアドリブを交えながら熱演。 音響監督を務める郷文裕貴氏は、収録後「ガヤだけでなく、『女子A』『女子B』といったお一人ずつの声を入れてもらったんですけど、めちゃくちゃ個性的な女の子たちになりました。特徴のある面白いシーンになってると思いますよ」とコメント。初挑戦とは思えぬ見事な仕上がりとなったようだ。

 収録後、声優初挑戦の感想を聞いてみると、「緊張感がすごい!」と声をそろえた6人。

「桐葉役の大空直美さんと、近石ちさと役の芝崎典子さんと、小山内おさむ役の佐々木詩帆さんの三人と、ブースでご一緒させてもらったんですけど、プロの声優さんのすごさを目の当たりにしました」と甘夏が感想を漏らすと、他メンバーも「かっこよかったです!」と感嘆。大桃子が「プロの世界にお邪魔させていただいたなって感じました」とブースの印象を語ると、七星が、「私たちは画面の前に立って声を入れていたんですけど、すぐ後ろにプロの皆さんがいて、いつもアニメで聞いているような本物の声が背中から聞こえてきて、すごい! って思った」と収録を振り返った。

 動画が未完成の箇所もある、絵コンテ映像でのアフレコとなったこの日。他キャラクターの声が入っていないシーンもあったため、「自分のタイミングを計って声を入れるのがこんなに難しいんだって驚きました」と望月。だが、そんな中でも、ふだんからアニメ好きを公言している鈴姫と恋汐の二人は、メンバーからも「うまかった」「二人がプロだった!」と絶賛されるほどの演技だったようだ。

 声優に憧れて専門学校のパンフレットを取り寄せた経験まであるという鈴姫は、「今日は本当にしろう様にメロメロになった女の子の気持ちになれて、一瞬みさこを忘れる瞬間があって楽しかったです(笑)」と笑顔を見せた。

 16日に放送された第3話で、一足先に声優出演している恋汐りんご。「声優さんって本当にすごいなって改めて思いました。またチャンスがいただけるようなら頑張ってみたい」と再挑戦を希望。また、「“しゅきしゅき~”とか“はわ~”とか、自分がふだん言っているようなセリフを(アドリブで)ひそかに入れさせてもらったので、アニメを見て私の声に気づいてほしいですね」とアニメの見どころを語った。

 彼女たちが声を吹き込んだアニメ『つぐもも』第8話は21日の23時30分よりアニマックスで、同日の24時30分よりTOKYO MX他でオンエア予定。

 3月8日にメジャー1stアルバム『完ペキ主義なセカイにふかんぜんな音楽を』をリリースしたばかりの「バンドじゃないもん!」も、4月29日には大阪BIGCATで、5月14日には新木場STUDIO COASTでワンマンライブが行われる。アニメの展開、バンもんの活躍ともに注目だ。

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