「恋愛脳」ってなに? 恋愛上手な人は脳が●●だった! (3/3ページ)

マイナビウーマン

このため、女性脳は恋をすると仕事脳がおろそかになってしまう傾向が。恋はしながらも、仕事場では恋から脳を切り離すことも、オトナの女性には必要なマナーかもしれません。女性のスポーツ選手や女優さんが、大事な時期には恋愛禁止と言われる理由も、脳科学的に納得できます。男性はそこまで恋の影響を受けません。

ただし、恋をして心の痛みや癒しを知ることは、やがて必ず仕事に活かされます。「仕事に生きるから恋をしない」は、仕事面で成長するチャンスを逃すことになります。

■恋愛上手=恋愛脳? 恋愛脳を鍛えるには

「恋愛脳」についてわかったところで、最後に恋愛脳が恋愛上手とどう関係するのか、また恋愛脳を鍛える方法について紹介します。

◇(1)恋愛上手=恋愛脳?

脳科学的に恋愛上手と言うのは、なんといっても「惚れやすい脳の持ち主」でしょう。恋の感受性が高くて、相性のいい異性をどんどん感知する能力が高い人が該当します。結局、恋がうまく行くか行かないかは、遺伝子の相性とその場の状況の問題なので、惚れる数が多ければうまく行く数も増える、というのが恋というもの。「たった一回」の成功率は、人間そんなに変わりません。

また、いったん結んだ縁を強固にするには、相手の気持ちを感知する能力の高さも大事ですね。相手の痛みを自分の痛みのように感じ、癒しをあげたいと思う優しさ。最後は、その持ち主が「恋」を「愛」に変えます。

◇(2)恋愛脳を鍛えるコツ

脳科学的には、人の痛みがわかるには、自分が痛い思いをしていないと無理です。失恋も仕事の失敗も、誰かを傷つけたことも傷つけられたことも、大切なペットを失ったことも、すべて明日の恋愛上手への糧です。

つまり、恋愛上手になるには「切ない涙を流しなさい」ってことですね。それと、右左脳連携をよくするために、「気持ちを言葉にする」練習をしたほうがいいです。おいしいものを食べて、「まったり~、おいしい~」といった具体に声に出してみましょう。これにより恋愛基礎力を育てます。人前でやるのが恥ずかしい場合、ひとりでやってもOKです。ひとりでやっても効果はあります。

■まとめ

恋愛と脳の関係や、恋愛脳を鍛えるコツについて紹介してきました。いかがでしたか? 「人をなかなか好きになれない……」と悩んでいる人は、「恋する能力」が鈍っているのかも? 「動物性タンパク質」が不足した食生活をしていないか、夜中にスマートフォンを使いすぎていないか、生活を見直すことから始めて、ぜひ恋する力を取り戻して!

(監修:黒川伊保子)

※画像はイメージです

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