女優で歌手の神田沙也加（30）が、４月26日に9歳年上の俳優・村田充（39）と結婚することを発表した。2人は昨年夏、舞台『ダンガンロンパ THE STAGE』での共演をきっかけに距離を縮め、秋頃から交際をスタートさせた。親しい知人などには既に報告を済ませており、披露宴の準備も進めているという。インスタグラムで仲睦まじい2ショット写真をアップした神田沙也加には、世間からは祝福の声が寄せられている。

　しかし、そんな結婚を心からは祝福していなさそうなのは、母・松田聖子（55）である。神田はこの結婚発表と時を同じくして、5月1日付で個人事務所を設立することを発表している。これまで神田は、松田の兄である蒲地光久氏が代表取締役を務めており、松田の知的財産も管理している“一族”の事務所「ファンティック」に所属していた。

「今回事務所を退社し、わざわざ独立を表明したことから、以前から言われていた母娘の確執はより現実味を帯びてきました。今回の結婚に関しても、松田は神田の結婚に対して現在まで無言を貫いています。結婚発表をした当初、神田は父・神田正輝（66）と村田の3ショット写真をインスタグラムにアップしています。父親との仲の良さはアピールしていたが、母に対しては対照的な関係性が浮き彫りとなっています」（芸能記者）

■相手は生粋の“遊び人”…不安の声も

　一方で、結婚相手である村田の危うさを指摘する声も少なくない。お相手の村田といえばかつて、まだデビューして間もない頃の広末涼子（36）と交際していたことが話題となるなど、187cmの長身を売りに、モデルデビュー当時からかなりの“モテ男”として有名だった。2000年頃から、役者へと活動の場を移しているが、その界隈では数々の浮名を流しているという。

「同じ舞台で共演した、元・モーニング娘。の新垣里沙（28）と関係が噂されるなど、共演女性との交際歴は数え切れません。最近ではDJの活動も活発化しており、遊び人の男女ばかりが集う会員制のクラブに頻繁に出入りしている。神田沙也加への一途な愛を貫けるのか、不安視する声もある」（前出・芸能記者）

　幸せな結婚生活は続くかの。母・聖子との関係性は？　何かと話題の多い今回の結婚、神田の問題山積みの私生活からまだまだ目が離せない。

文・佐々木浩司（ささき・こうじ）

※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』（宝島社）など。