木村拓哉が”家族ネタ”を解禁へ?起死回生策として工藤静香との共演案
木村拓哉(44)と嵐・二宮和也(33)が来年公開の映画『検察側の罪人』で俳優として初共演することが明らかになり、大きな話題になっている。これまで、SMAPと嵐はジャニーズ事務所の“2大トップ”を走っていたが、近年は音楽番組などで共演が許されたのみだった。さらにこれだけではなく、木村拓哉の活動には大きな変化が訪れているようだ。
4月29日に公開したばかりの映画『無限の住人』で主演を務めている木村。同作以降、新たな仕事は公表されていなかったが、ここへ来て二宮との共演が判明し、双方のファンが大騒ぎに。クランクインは今年7月を予定しており、来年の公開時期には嵐のレギュラー番組に木村がゲスト出演する機会もありそうだ。最近、そんな木村にはある異変が生じているという。
「木村は『無限の住人』の宣伝でバラエティに出演した際、“家族ネタ”を解禁したんです。『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系)で、マツコ・デラックス(44)が『娘さんたちが私の番組を見てくれているのよ』と切り出すと、木村が家でのテレビの占拠権は自分にあると反論しました。また、5月4日オンエアーの同番組でも、マツコが木村の妻・工藤静香(47)のヒット曲『嵐の素顔』の振り付けを披露。これに気付いた木村は『バカか! やめろ、その手!』と苦笑していたんです」(ジャニーズに詳しいライター)
相次ぐマツコの“ぶっこみ”には、視聴者も「木村拓哉に工藤静香ネタを振れるのってマツコくらいだよね」「ここよくカットしなかったなあ」と、衝撃を受けていたほど。一方で、前出のライターは当該シーンについて「飯島三智氏(60)がマネジメントをしていた時代なら、確実にカットされていた」と指摘する。
■夫婦共演が最後の切り札か?
「かつては『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録で、香取慎吾(40)が木村の自宅に遊びに行った時に、娘から『ラブレターをもらった』と話したことがあったとか。番組観覧に行ったファンもこのエピソードに感動したそうですが、当時のオンエアーではカットされていました。現在は飯島氏のチェックがなくなったわけですが、今回のように家族の話が放送されたのは、そもそも事務所の許可があって実現できたこと。工藤は今年がソロデビュー30周年で、歌手業も本格化する予定です。話題作りのため、夫婦が共演を解禁する可能性は十分ありえるでしょう」(前出・ライター)
公開中の『無限の住人』も、興行通信社が5月2日に発表した週末興行ランキングで6位に初登場するなど、幸先の悪いスタートを切ったばかり。“ソロ活動1年目”でなりふり構わず大盤振る舞いするとなれば、早くも来年が心配になってしまうが……。今年中にも夫婦共演の切り札を出してしまうのだろうか。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する