ゲス川谷の復帰が物議に?ベッキーが焦る”三十路シングル生活”
昨年、タレントのベッキー(33)との不倫騒動が報じられたロックバンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音(28)が5月7日、『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し話題となっている。10ヶ月ぶりのテレビ出演を果たした川谷絵音は、一連の不倫騒動にもコメント、現在の恋人・ほのかりん(20)との交際を順調に続けていることを語った。
川谷同様、騒動の影響で謹慎状態に陥っていたベッキーだったが、ここにきてテレビ露出を増加させている。海外映画のプロモーションや不動産関係のCM出演、『北海道からはじ○TV』(北海道文化放送)といった地方局でのレギュラー番組を持つなど、かつてのマルチタレントの顔を取り戻しつつある。
さらに現在のベッキーの活動において、大きなカギを握っているとされているのが、コミュニケーションアプリ・LINEだ。そもそもLINEは、ベッキーと川谷のやりとりが『週刊文春』(文藝春秋)に掲載されたことから、不倫発覚につながったツールである。しかし、ベッキーが昨年12月に不倫騒動後初のCM出演を果たしたのは、何の因果かLINEであった。先月27日に行われたゴールデンウィークキャンペーン発表会にベッキーが出席した際には、同社の取締役CSMOから「私どもの幸運の女神」と太鼓判を押されるほど信頼を勝ち得ているようだ。
「IT系の企業は、テレビ業界に比べて“しがらみ”はほとんどありません。LINE側がかなりの持ちあげぶりのようなので、今後も同社の主催するイベントをはじめ、ツールなどのイメージキャラクターで露出を増やすかもしれません。ベッキーサイドも、さまざまな媒体で活躍できる機会を与えてくれるというメリットもあるため、現在のベッキーにとっては“大お得意先”。この綱を離すことは今後しばらくないでしょうね」(芸能関係者)
歌手の小林幸子(63)がニコニコ動画で活動の道を見出したかのように、ベッキーにとってはさまざまな縁があるLINEを軸に、インターネットへの活動の幅も見せることになるかもしれない。
■仕事もプライベートもネット方面に?
こうしたLINEをきっかけに意外な「成り上がり」を見せるかもしれないベッキーであるが、関係者によると私生活においてもLINEで成り上がる可能性を示唆している。
「LINEとの関係を築いていくなかで、もしかするとIT関係の男性と交際するきっかけにも繋がっていくかもしれません。最近ではタレントの菊川怜(39)が、数々の人気サイトのマネジメントに携わった実業家の穐田誉輝氏(48)と結婚したことが話題を呼びました。ベッキーは実は意外にも“恋愛体質”で、誰かしら男性がいないと心が折れやすいのではとの噂もある。今度は、こうしたIT実業家との交流や交際が噂される可能性はゼロではないでしょうね」(前出・芸能関係者)
過日の菊川の結婚報道では、穐田氏の総資産が200億ともいわれることも注目を集めた。実際、ベッキーは4月23日に放送されたラジオ番組『空想メディア』(TOKYO FM)にゲスト出演した際、結婚について「したい気持ちも半々」「35、6歳で結婚かなぁ」と語っている。この発言が、ネットユーザーの間でまたバッシングの標的となっているが、ベッキー自身が結婚に対して前向きな気持ちを持っているのは確かだろう。また、恋愛的にも焦りを感じる年齢に差しかかっている事もある。
“ゲス不倫”という言葉を生んだ要因として、世間に大きなインパクトを与えたベッキーだけに、今度は慎重かつ健全な恋愛の姿勢を求められそうだ。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する