刑事課長に銀行常務やカマキリまで…香川照之の「ギャップ感」がすごい

まいじつ

刑事課長に銀行常務やカマキリまで…香川照之の「ギャップ感」がすごい

“怪演”を続ける香川照之の人気上昇がとどまることを知らない。現在放送されている連続ドラマ『小さな巨人』(TBS系)では刑事役を熱演。その一方でNHK Eテレではカマキリに扮して子供向けに昆虫の魅力を伝える『香川照之の昆虫すごいぜ!』にも出演。そのギャップが視聴者にも好評を博している。

香川は人気ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で一気に知名度を上げたと思われがちだが、以前から演技の幅を広げるべく活動をしている。歌舞伎分野では、2011年に『三代目市川中車』を襲名。それまで関係を絶っていた歌舞伎界にも復帰し、現在も年に1回程度で歌舞伎の舞台に立っている。

さながら、半沢直樹の警察版と化している小さな巨人では、堀尾正明や桂文枝、春風亭小朝といった、ドラマへの出演経験が乏しいものの、個性の強いゲスト共演者を引っ張る形で、第一捜査課課長を演じている。視聴率は第3話でひと桁台に下がったものの、第5話では13.9%(ビデオリサーチ調べ)、5話平均では13.2%と高視聴率を維持ししており、その数字の立役者となっている。

チョウは「昆虫界のイチロー」

その俳優としての活躍の一方で、5月5日のこどもの日にNHK Eテレの昆虫すごいぜに出演し、カマキリの着ぐるみ姿で昆虫を追いかける姿を披露した。モンシロチョウを「昆虫界のイチロー」と評し、春を告げる昆虫であるモンシロチョウの捕まえ方や、見分け方を子供相手にていねいに説明していた。

ドラマでのスーツ姿に、子供向け番組でのカマキリ姿。そのギャップを披露する香川に対し、視聴者はツイッターへ両番組の姿を比較した写真を相次いで投稿した。《どんなに演技していてもカマキリにしか見えない》、《カマキリ課長と呼びたい》などのコメントも見られていた。

半沢直樹では大銀行の大和田常務を熱演。堺雅人演じる半沢に土下座するなどし、高視聴率記録の樹立に一役買った香川。“画になる男”は俳優としての幅をさらに広げた姿を見せている。このギャップはさらに人気を広げる起爆剤となるか。

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