元KAT-TUNでも負け組だった?田中聖が苦悩していた”解雇”の呪縛

デイリーニュースオンライン

Photo by Dusty J(写真はイメージです)
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 元KAT-TUN・田中聖(31)が5月24日、大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕された。田中聖は2013年にジャニーズ事務所から退社しているが、他の元KAT-TUNメンバーらと比べると「退社後の活動に明確な差があった」(レコード会社関係者)という。

 報道によると、田中は渋谷区道玄坂の路上で車を運転中に警視庁渋谷署員から職務質問を受け、車内から大麻の花穂が見つかったことで現行犯逮捕された。調べに対しては「大麻は自分のものではない」と容疑を否認しているという。

「KAT-TUN、そしてジャニーズを辞めた後、田中はソロでのタレント活動や、ロックバンド・INKTの一員として活動していました。KAT-TUNといえば、田中のほかにも、2010年に赤西仁(32)、2016年に田口淳之介(31)が脱退、事務所からも退社しています。しかし、赤西や田口がその後メジャーで正式デビューを果たしているのに対し、田中はインディーズに留まっていた負け組。これは、赤西と田口、そして田中では“ジャニーズの辞め方”の違いがその後に大きく影響しているのです」(スポーツ紙記者)

 赤西や田口は自主的に事務所を離れ、独立したという経緯がある。そんな2人とは異なり、田中は当時、ジャニーズ側から「度重なるルール違反行為があった」として契約解除され、世間を驚かせた。つまり、完全に芸能界から”追放された身”だったのだ。

■「周囲からは好印象」の声もあったが…

 田中の退所理由について、前出のレコード会社関係者が語る。

「“ルール違反”については、田中が事務所に無断で店を営業していたなどと報じられましたが、ジャニーズがこのように発表したということは、各メディアに対して『田中を使うな』と通達しているのに等しい。そのため、テレビ地上波ならTOKYO MXしか出演できず、歌手活動にしても本人はメジャーを希望していたそうですが、インディーズからしかCDを出せなかった」

 そのような背景があると、田中の評判自体も気がかりだが……。

「意外に思われるかもしれませんが、周囲からは『真面目』で『礼儀正しい』と好印象を抱かれていたほど、評判はよかった。それで今回の報道ですから、結果的に『やっぱり……』と思われてしまう末路となりました」(前同)

 現時点ではあくまで“容疑”の段階だが、報道で名前を出されるKAT-TUNや関係者からすれば、迷惑以外の何物でもない。最悪の形でジャニーズを去った田中は、今後も関係者たちに悪影響を及ぼし続けるのだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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