みなさん、こんばんは。あたそです。
まだ5月の下旬だというのに、もうすっかり暑くなってきましたね。街を歩いていると、半袖やタンクトップを着ている方を見かけたりします。私は寒がりかつクーラーからの風に弱いため、暑苦しく長袖を装備！ という感じなんですけど、この時期から真夏みたいな服装をしていると、本格的な暑さが訪れる7月や8月はどのように過ごすんでしょうか？ 全裸？ それとも水着？ 今は春から夏に移り変わる時期なんでしょうけど、季節の変わり目はいつも服装に悩む……。

というわけで、さっそく今回のお悩みです。

■「年上」というだけでギクシャクしてしまうのは、気遣いが上手い証拠?!

同級生や後輩とは上手く話すことができるのに、先輩と話せない原因ってなんでしょう？ この文章だけですべてを判断するのは難しいですが、「目上の人だから、失礼なことを言ってはいけない。少しでも不快に思われることをしてはいけない」みたいな感覚が心のどこかにあるからだと思うんですよ。だから、頭の中で考えたことを言えなかったり、会話が続かなかったりするんだと思うんです。同級生と後輩の前では話せていた気楽な会話が、先輩の前では出てこなかったりするんじゃないでしょうか……？

でもそれって、「人に嫌われたらどうしよう」とか「こんなこと思われるんじゃないかな？」とか、周囲の人に対していろんな気の遣い方ができるベースがあるってことですよね。年上に対する上手な気遣いの方法を学ぶ機会がたまたまなかっただけで。人間関係なんてたいがい悩んでいてもしかたないですし、自分の周りで先輩と仲良くしている友達の話し方や身の振り方などを観察して、自分の中に吸収していくしかなさそうですね……。

■人に気を遣うことと人に話を合わせることは、全く別のこと！

私は相談者の真逆で、圧倒的に年上の友達が多いんですよね。後輩よりも先輩とのほうがよく遊ぶし。でも普通にため口ですし、気も遣わないし……。フランク過ぎる態度はだめだってわかっているんですけど、怒られたことないし先輩から飲みに誘ってくれるし、まぁお互いが納得しているならいいのかなぁ……なんて考えています。だから今回のこの相談を見て「いやぁ、それにしても偉いなぁ」なんて思ってしまいました。

でも、これは自分が先輩として気を遣われる立場になってからわかったことなんですが、「気を遣う」のと「思ったことを喋らない」というのはまた別なんですよね。たしかに思ったことを喋らず、相手の意見に合わせて愛想笑いをしていれば不快に思われることもないし、その場しのぎでなんとなく立ち回ることができると思うんです。でも、そうやって自分に合わせてくれる人って、上下関係やお金が発生するところであれば、どこにでもいるんですよ。静かにしていれば不快に思われず、その場はやり過ごせるかもしれません。でも、記憶に残らないから次につながらないんですよね。次っていうのは、一緒に飲みにいったり遊んだり、なにかするときに誘ってもらったりとか。

それに、他人って案外自分以外のことを見ていない気がしていて。みんなそれほど自分以外の人のことを考えていないし、友達だったとしてもただなんとなく仲良くなる機会があっただけで、特別な感情なんてそうそう抱いていないんですよ。ただの他人！ 毛の生えた通行人って感じよ！ よほどのことを言わない限りは、不快に思われたり避けられたりしないんですよ。大人になれば特に。

だから、今はなかなか難しいかもしれないですけど、先輩だろうと一回り以上年上だろうと、肩に力を入れすぎる必要もないし、過度に気を遣うこともないと思いますよ。「なんか敬語使わなきゃいけない友達」くらいの感覚が、自分的にも楽なんじゃないでしょうか？

■まとめ

人と仲良くなるのに年齢はあまり関係ない！ ……ので、年上の友達を作ったり少し気を遣わなくてはいけない人と飲んでみたり……機会を設けて徐々に慣れていくしかない！

コミュニケーションは慣れだ！ 人から興味を持ってもらえるのはもちろんうれしいことだけど、深く印象に残るのってよくも悪くも凄く難しいことだし、自分以外の相手のことって案外気にならないものです。嫌われるかもと怖がらずに、もっと踏み込んでいろんな話をしてみてはいかがでしょうか？

文・あたそ
神奈川県横浜市出身。約9カ月かけて世界を放浪した後、現在ぼちぼちの社畜ブス。安月給。Twitterでの非モテ・容姿に対する自虐、音楽ネタのツイートが人気を博し、現在フォロワー数は70,000人を突破。そのほか恋愛コラム、音楽ライター、バンドのニュースリリース、イベントへのコメント寄稿などでも活躍中。2014年から開催されているたトークイベントも3年連続で大盛況のうちに終了。またの名をTwitter界のニュー卑下アイドル。