スイーツ路線?工藤静香のインスタから”キムタク臭”が消えたワケ
木村拓哉(44)の妻・工藤静香(47)がインスタグラムの公式ページを開設して約5ヶ月が経過した。最初のうちこそ炎上騒ぎを起こしていたが、今では落ち着きを保っている。その裏には工藤なりの工夫があるようだ。
「今日、絵を描いている合間に、娘からのリクエストで抹茶デザートの作り方を教えました。今日は計りながら作ったので、後で載せますね」
とコメントをつづるなどインスタの投稿がすっかり板に付いてきた工藤。インスタの開設には自身のデビュー30周年という名目はあるものの、SMAP解散直後というタイミングの悪さでSMAPファンの顰蹙を買った。それでも早5ヶ月間、工藤はこつこつと投稿を重ねてきた。
最近の投稿はスイーツが中心で、女性ファンからも好評。自宅で作ったチョコレートケーキやレモンタルト、ヨーグルトのムースケーキなどの写真を公開し、時にはレシピまで紹介。スイーツ作りが得意であることをアピールしている。
「もう一つの特徴が、『娘からのリクエスト』『娘達がお気に入り』と娘絡みであることを強調し、夫・キムタクの存在を完全にかき消していること。かなり慎重に気を使って投稿していることが伝わります。本人も“キムタクの嫁"をアピールするためにインスタ開設したわけではなく、ファンとの交流を目指してのもの。やっと騒動が落ち着いたと胸をなで下ろしているのでは」(週刊誌記者)
スイーツの写真が増えた一方、減ったのが料理写真の投稿だ。開設当初こそ「豚のヒレ肉マスカルポーネ」や「野菜のグラタンとアクアパッツァとローストビーフ」「スペアリブハワイアンソース、イカとズッキーニのフリッター」などを画像で料理の腕前を見せていた。ふつうの芸能人なら、「料理作れるなんてすごい」と温かいコメントが集まりそうなものだが、キムタクの妻でもある工藤にSMAPファンは厳しく反応した。
「キムタクといえばジャニーズのスーパースター。夢を売るアイドルの頂点にいる木村だけに、ふだん食べている家庭料理を見せられたファンは幻滅し、リアルな食生活を知って、スターのイメージが大きく低下した。最近の工藤インスタのスイーツ中心の投稿は炎上を回避するための最善の策。スイーツなら木村が食べている姿を想像しても絵になるというワケです」(前出・記者)
功を奏した工藤の”スイーツ路線”。あまりの腕前が上達して、夫の木村が太らなければいいのだが。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する